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バーーーーーーーーーーーーン！！！！！
「「「えぇ！？！？！？！？」」」
突然すんごい音がしたと思ったら、女子用の大部屋のドアが全開になっていて
魔王のような暗黒オーラを全身から立ち昇らせた廉くんが、長い足をドスドス鳴らして、恐るべき威圧感で私の方へと詰め寄って来た。
『ひ、ひぇっ！！！！廉くん！？！？
だ、男子は女子の部屋入っちゃダメなんだよ！？！？』
廉「あぁ″っ！？！？知るかそんなん！！
ごちゃごちゃ言わんと、お前ちょいツラ貸せやゴルァ！！！！」
ヤカラだ！！！！
これは完全なるヤカラだ！！！！！
怖い！！！！
理由はわからないけど、今度こそストレートにしばかれる！！！！下手したら道頓堀に放り込まれるぐらいのことはされるかもしれない！！！！
その迫力だけですでに半泣きの私を、ダホッとしたジャージ姿の廉くんが力尽くで連行して行く。
同じ部屋の女子たちはオロオロと困ってたけど、今の閻魔大王みたいな廉くんに逆らえる勇気のある子はいなかったみたいだ…
ワケのわからぬまま引っ張られて来たのは、小さな池のほとりにあるロココ調のガゼボ。
なんでまた地獄の門番と、こんなメルヘンな場所に……
微妙な顔になった私の頬を、廉くんが左手の親指と人差し指で左右から挟み潰す。
『むぐっ！！！』
廉「…………お前………何がどーしてそーなんねん………」
『ふぁんのはぶぁしッ！？！？』
廉「なんで付き合っとらんねん……！？
さっきの押し入れでの一件は何やったんや！！！担任にガチギレされてまでわざわざ話す時間作ったんやで！？！？
なんでまた振り出し戻っとんねん！！ええ加減にせぇよ！！！！」
細長い指で私の頬を遠慮無く潰しながら、ギリギリと歯を食いしばって睨みつけて来る廉くん。
けど用件の内容は、どうやらまさかの恋バナのようだ…
廉「さっき俺にコクって来た知らん女子に言われてん！！！お前が俺とは付き合っとらん言うてたって！！！」
『ら、らって別につきあってないひゃん…』
廉「なんでや！！！！！」
『えぇっ…だってさっき廉くん、�猊佞�合おう″なんていっひぇないよね…？』
廉「あ″ぁっ！？！？！？
何やお前！！！そんなもんまで一から十まで言わなわからんのか！！！！この鈍感低スペ女！！！！」
『えぇっ………』
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きのこ(プロフ) - renrennagachanさん» 爆笑頂きましたー！！ありがとうございま〜す！！最近になって「ラブシチュの続き希望」と言うお声を頂き、「あ、コレが好きな人いるんだ…」と気づいた作者です。嬉しい！これの続きの短編もありますので、もし気になったら覗いてみて下さい〜 (2020年10月7日 15時) (
レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
renrennagachan(プロフ) - はいダメぇぇぇー！のくだりがマジで永瀬廉すぎて頭抱えました爆笑サイコーです！！こっそり続き待ってた根っからのび太系女子なので今回とても嬉しかったです！！ジャイ廉ごちそうさまでした！！！ (2020年10月7日 0時) (レス) id: 91d0c85321 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - ちいさん» ありがとうございます(^^)こちらのお話は私も気に入っていたので、楽しんでもらえて嬉しいです！！ (2020年5月26日 14時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - もう本当に本当におもしろくてキュンキュンして最高でした！これからも楽しいお話書き続けて下さい！待ってます！ (2020年5月26日 14時) (レス) id: 07dfb12e8b (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - とぅーしょーさん» もう全身のどこにも見当たらないキュンを無理やり絞り出しました…。楽しんでもらえたようで嬉しいですヽ(´▽｀)/ (2020年4月30日 15時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2020年4月17日 1時
