SHE! HER! HER! 【REN】

40 side...SHO ページ40

「おっめでとぉ〜。」





「永瀬と平野はいらない書類をまとめて引き上げろ」と指示されて、初めて足を踏み入れた狭苦しい資料室。



窓以外の壁はほとんどがスチールラックで埋め尽くされていて、［商品サンプル］やら［◯◯資料］やらとマジックで殴り書きされた段ボールが所狭しと詰め込まれている。



段ボールを開け、日付が5年以上前で、�狃斗廖蹐判颪い討い覆そ駑爐鯤劼鍛爾�ら空の段ボールに投げ込んで行く。




ブーブー言いながらも手を動かし始めた廉は、俺の言葉に細い指をピタリと止めた。




廉「………何が？」




ホンマに目ぇ丸くしとる。
………相ッ変わらずド天然やな。






紫「�爐燭世瞭唄�″から�猗犹瓠蹐鵑覆辰燭鵑笋蹇�A先輩の！」




ははっ、と笑う俺のことを、更にデカなった目で凝視して来る。





廉「え！？何で知っとんねん！！
昨日の今日やで！？」





紫「なんや！！
やーっぱ研修で手ぇ出したんやん！
ホンマ怖いわぁ〜…ぜぇ〜ったい計画犯やんか！」





廉「なにがやねん！！落ちる寸前の綱渡りやったっちゅーねん！！！…てかソレ、アイツに聞いたん？」





紫「ちゃうわ！！
そもそも�犖�修で何か起こりそうやなー″って思ってたのに、朝からめっちゃ浮かれとるお前と、�爛織瀬了咼離茱Ε澄躱�態んなっとるA先輩見たら、何が起きたかなんて丸分かりやって！！」




廉「マジか！！！！」





廉がやっと開けた段ボールの中も見ずに、裏返りそうな高い声をあげた。





紫「多分、みんなも薄っすら気づいとるんちゃう？…岸先輩以外。」




廉「何やソレ！！好都合やな！！」




紫「………は？」

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