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『んんん……？？』
2人の転入前日。
明日に備えて昨日から我が家に来ていた2人。
何やら昼間にフラリと出かけたかと思ったら、
まるで取り替えっこしたような髪色になって家へと戻って来た。
『ど、どうしたの、その髪…。』
紫「なーんか俺、パッと見でチャラく見られがちやから、第一印象アップのために黒くして来たぁ！！」
黒髪になった紫耀くん。
ウェットにセットされた前髪の分け目から、形の良い小さなおデコが覗いている。
黒髪になったせいで、左耳のピアスがより一層強調されるようになった気がする…。
紫「Aちゃん、どぉ〜？」
『プロのヒモって感じ。』
紫「ヒドない？」
隣で「だっはははは！！！」と爆笑してる廉くんは金に近い茶髪だ。なんなら複雑そうな色のハイライトまで入ってる…。
廉「俺は文句無しやろ！！美容師さん絶賛やで！？」
『彼女とも言えない女が100人ぐらいいそう。
絶対友達になれない。�猖楜ぁ蹐判颪い騰爛▲愁咫蹐汎匹燹�』
廉「あ″ぁっ！？」
思ったままの感想を述べたら恫喝された。
元々の目つきが悪いので迫力満点。
「ヒェ…」と後ずさったら、紫耀くんが笑いながら頭を撫でてくれた。
その様子を「フンッ」と馬鹿にしたように笑い飛ばした廉くんが、偉そうにソファでふんぞり返りながら、私の方をビシッと指差して来た。
廉「ええか？約束やで。」
『え、何………』
廉「紫耀のが優しいからって、紫耀のことだけエコヒイキしたらあかんで。弁当のおかず増やしたりコソッとご飯大盛りにしたり、陰でパンツ見せたりすんの禁止な。」
『ごめん、最後のはちょっと意味がわからない。あとさ、そんな釘刺すくらいなら廉くんも私に優しくしてくれたらいいんじゃないの？』
廉「そしたらパンツ見てええの？」
『ダメだコイツ。』
会話を放棄してキッチンへと引っ込む。
一応、明日の初日に備えてご馳走を用意してたんだけど、作る気力が萎えた…。
『はぁー…』
調理台に手をついて溜息をついていたら、「何か手伝う〜？」
と、ヒモの方の弟がカウンターの中へ顔を覗かせた。
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きのこ(プロフ) - ながちぇ担ティアラさん» ありがとうございます(^^)キュンよりギャグですが…楽しんでもらえたら嬉しいですヽ(´▽｀)/ (2020年4月19日 13時) (
レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
ながちぇ担ティアラ - 主様の作品最高ですね！ (2020年4月19日 10時) (レス) id: b4d5e7e24c (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - りなさん» 逆にね？しっかりしちゃうんだ（笑）紫耀くん現象wwwむしろ紫耀くんもツッコミなので、れんれんがボケ倒してるという希少パターンwwボケ仲間はあーばせんせぇかな？？ (2020年2月2日 15時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
りな - なんか主人公、れんれんを前にすると微妙に人格変わってる気がして面白いです(爆)他では天然乙女でも、れんれんの前ではツッコミ担当みたいで好きですwww (2020年2月2日 14時) (レス) id: a5dc901322 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - にむさん» お忙しい中、完結を見届けて下さってありがとうございます！永瀬担さんにれんれんルート楽しんでもらえて嬉しいですヽ(´▽｀)/近々パス付き毒きのこでビタスイ紫耀くんの続編行きますので、もしお時間あれば覗いてみて下さいね(^^)最後までありがとうございました☆ (2019年11月25日 1時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2019年11月15日 23時
