32 side...REN ページ32
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駐車場には俺がこの前見た、青いコンパクトカーが停まっていた。
俺のシンデレラはカボチャの馬車やなくて、ハイブリッドの社用車で去って行った。
軽いため息と共に口角が上がる。
俺も頑張って、
Aちゃんのために�牴�子様″にならなあかんな。
学園祭期間で人気のない図書館に寄ってから、賑わう学校を後にした。
付き合い始めたばかりの俺たちが、お互い足りなかったものはきっと
�猯戮砲い襪里蓮⊆�分でいいんだ″
って言う、
�犲�信″
だったんやな。
全ての靄が晴れた最高の気分のまま、もうすぐ家に着く…という頃、
俄かに俺のスマホが鳴った。
知らない、03から始まる番号。
いつもなら出ない。
けど
何だか無性に、
この電話には
出なきゃいけない気がした。
恐る恐る画面をタップする。
廉「…はい。」
「こちら、永瀬さんのお電話でよろしいでしょうか。」
廉「…そうですけど。」
「都立◯◯病院、外科病棟事務のサトウと申します。
先ほど�牋盆�Aさん″が車の事故で救急搬送されて来られまして、恐れ入りますがどなたか身内の方に病院までお越し頂きたいのですが。」
何を言われたのか理解するまで、
どのくらい立ち尽くしてたのか。
電話から「もしもし、永瀬さん？？もしもし…」と、暗号のような音が聞こえてくる。
Aちゃんが、
事故。
�牘薪床室蠅世�らあんまりしないようにって言われてたんだけど″
困ったように笑うAちゃんの顔だけが
目の奥にぼんやりと、浮かび上がっていた。
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きのこ(プロフ) - しよりんさん» わー、ありがとうございます！私もお気に入りのエピだったので嬉しいです！「こういう感じ」というのは「すれ違い系」ですかね？それとも過去編？？どちらにせよ、また若かりし廉くんも書いてみたいなって思います(^^)よろしくお願いします！ (2019年12月19日 23時) (
レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
しよりん(プロフ) - このお話はほんまに大好きで、定期的に読み返してます。初めて読んだ時のあの胸キュンが忘れられなくて･･･笑 またこういう感じのお話書いてくれますかね？笑 (2019年12月19日 1時) (レス) id: db32c84ab5 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - 凛さん» あざーっス！！（岸くん憑依中） (2019年7月21日 10時) (レス) id: d1bec498c0 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ぜひ！！！読ませていただきます！ (2019年7月21日 10時) (レス) id: 09b6676a2e (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます(^^)今の岸くんのお話が完結したら、また記念作品も考えたいと思っていますので、遊びに来てもらえたら嬉しいです。よろしくお願いしますヽ(´▽｀)/ (2019年7月21日 8時) (レス) id: d1bec498c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2019年6月18日 15時
