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照side
涼太
「翔太、もう少しで夜ごはんできるから
A呼んできてくれる？」
翔太
「うん。部屋にいる？」
涼太
「多分。」
翔太
「おっけ、呼んでくるわ」
今日のお昼のとき、めずらしくAが
涼にぃにリクエストしてて。
珍しいの、ほんとに。
普段あんまり自分の気持ち言ってくれないからさ。
翔太
「A！！！ふざけんな！！」
２階から翔太の声が。
亮平
「…え？」
照
「２階行こう」
みんな１階にいたから、
みんなでAの部屋に行く。
辰哉
「…っ」
照
「…俺、救急車よぶわ」
部屋に行ってみれば、Aは倒れていて。
机の上には市販の睡眠薬の瓶が
空っぽになって２つと９つの封筒。
Aの首には切り傷、
おなかには包丁が刺さったまま。
真都
「…Aは大、丈夫だよね？」
大介
「っ…分かんない、かも」
真都
「そんなの…やだ、よ？A？ねぇ、」
亮平
「真都、辰にぃ、一回離れよ。翔にぃも。」
蓮
「康二くん、３人と一緒に一回下いこ。」
康二
「…っぁ、うん」
ここで俺は焦っちゃいけない。
Aを絶対助けたい。
照
「大にぃ、脈とか確認してくれる？」
大介
「、うん」
涼太
「俺らができる事は？」
大介
「とりあえずタオル持ってきて、
止血してくれる？」
涼太
「分かった、タオル取りに行ってくるね」
もう必死だった。
どんどんタオルに血がにじんでいくし、
息が浅くなっていく。
亮平
「救急車着いた！」
大介
「俺乗ってく」
照
「うん、よろしく。
後で行けそうな人は俺と行くわ」
大介
「了解」
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作者名：まっちゃ | 作成日時：2022年1月12日 20時
