参話 ページ5
誰とあったかというと織田作之助。ポートマフィアの下級構成員である。
それからは私の中の時間が早く進んだ様な気がした。
竜頭戦争にて孤児になった子供たち、ポートマフィアに入ってからあった太宰さん、芥川君
坂口安吾さん、ほかにも色んな人に出会った。たくさんの人たちから愛を貰った。
人生で初めて、愛して貰ったのかもしれない。
ただ、ポートマフィアはそんなに甘いところではない。私にも異能力が出たんだ。
命懸けの職場で、銃弾を避けながら人を殺しながら生きていくこの職場。
そんな職場に就く時、森さんに言われたんだ。「君ぐらいの年の子ならヒーローなんて志すのでは無いのかい？」と。
不思議とヒーローになりたいとは思わなかった。
ヒーローなんてものはみんな、父の様なものだと思っていたのかもしれない。
そんな暮らしをして数年、私が9から10歳くらいのときに路地裏で男の子とあったんだ。
その男の子は迷子らしく、目を潤ませながらさ迷っていた。
話を聴くと旅行で来たところ、自分がはぐれ、気づいたら路地裏に…。という訳らしい。
街中へと送っている時、その少年はヒーローになりたいと話した。
私と同じ、無個性らしい。無個性だから、きっとなれない。そんなことを言う少年に気づいたら私は
『そんなはずはない。』
確かそういった筈だ。
あの時の少年は無事だろうか。
その出来事から数年。
私は今何故か
高校進学を進められている。
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胡麻餡(プロフ) - 白夜さん» そうなんですか！ありがとうございます。ちょっと書き直します！ (2017年11月17日 22時) (
レス) id: c53f14184a (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 反復横跳は20秒だったと思います！間違えてたらすみません… (2017年11月17日 17時) (レス) id: c9968b934b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡麻餡 | 作成日時：2017年11月5日 2時
