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side S.W
照の妹のAとあったのは2年くらい前。
妹が今度から事務所で働くようになる、と話してきたから、会いにいった。
単純な興味で、どんな子なのかなって。
照と似てんのかなー、なんて思ったり。
写真撮影の合間を縫って、ふっかと佐久間と行った衣装部。
いつもお世話になってるお姉様方の中に一際若い子がいたから、あ。この子だな。なんてのは1発で分かった。
で、挨拶しようと近づいた時。
完全な俺の不注意で、床にあるアイロンのコードに足を引っ掛けてしまった。
転ぶ俺、倒れるアイロン、あ、やばいアイロンぶつかる。
バシッ
そう思ったときに、相当な高温で熱されていたであろうアイロンを素手で払った女の子。
それがAだった。
慌ててその火傷した手を冷やしにいくよ！とベテランさんがAに駆け寄る。
俺も体勢を立て直して、すぐに頭を下げた。
渡「ごめん！！！！！！」
「あの、衣装大丈夫ですか」
深•佐「「そこ？！」」
「え。」
渡「早く冷やしてきて！」
「あ、はい？」
思ったよりゆったりした声で、心配してきたのはその日の俺の衣装。
いやいやいや、衣装より、手！！！
みんながそう思ったと思うけど、当の本人のキョトンとした顔が俺はいまだに忘れられない。
幸い、アイロンに触れていたのが一瞬だったこともあり、Aの火傷はそんなに酷くなかったらしいけど、俺は衣装さん達にも照にも死ぬほど怒られた。
もちろん、俺もこれ以上ないくらいに反省したし、一緒にいったふっかと佐久間もしょげていた。
当たり前だけど容姿を売りにしている仕事とも相まって、ケガがなくてよかったよ。と後からスタッフさん達にも散々言われて、俺の代わりに怪我をしたAには守ってもらった感謝と後悔と、尊敬の念ばかりだ。
渡「Aーーーー！！！！」
「え、翔太くん、時間」
渡「後から行くし大丈夫！今日も大好き！って言いにきた！」
「ほぼ、毎日きてるじゃん…」
岩「翔太ぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！！！」
渡「げっ、照」
今となっては事務所に出勤の時はまず、衣装部に足が自然と向いていて。
念のため、また怪我なんかさせないように入り口からAに大きめの声で声をかけるのがルーティンだ。
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ぶるねじゅ(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます！！とても嬉しいですわー！！！！！これからも溺愛してもらえるよう頑張って書いていきます！ (2020年12月24日 21時) (
レス) id: 73393a33bf (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - 初めまして！設定が神すぎてほんとに面白いです。ひーくんお兄ちゃんの溺愛加減が最高です(笑)続き楽しみにしてます (2020年12月24日 13時) (レス) id: d9637812ed (このIDを非表示/違反報告)
ぶるねじゅ(プロフ) - まり姉さん» 勉強不足で申し訳ありません！！教えて頂いてありがとうございます！妄想の産物というところでご容赦頂けたら幸いです。 (2020年12月24日 0時) (レス) id: 73393a33bf (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - ふっかさんは免許持ってないですよ (2020年12月23日 23時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
ぶるねじゅ(プロフ) - Shimoさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けているなら幸いです！ぜひ曲やYouTubeや見てみてください！更新頑張ります！ありがとうございます。 (2020年12月23日 8時) (レス) id: 155ca98c02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶるねじゅ | 作成日時：2020年12月22日 8時
