異変 No side ページ27
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杉元「すみません...あの子は妹思いで、妹がいなくなると途端に不安になって...」
杉元は村長家族に謝った
村長家族はアシㇼパとイナンクルの行動を許してくれた
尾形「で、ムㇱオンカミはどういう意味だ?」
エクロㇰ「ムㇱオンカミはちょっと聞いたことがない。」
エクロㇰ「さっきの娘たちはこの辺のコタンの子か?アイヌ語にも方言がある。」
杉元「うんうん確かに!!ギョウジャニンニクだけでも
杉元「一体何を疑ってるんだ尾形!!この人達に失礼なマネはゆるさんぞ!!」
尾形「コイツら本当にアイヌか?」
杉元「ほら見ろこの耳たぶ!!アイヌは耳たぶが分厚いんだ!! シンナキサㇻじゃない!!」
尾形「福耳にしか見えねえけどな。」
杉元と尾形が村長家族がアイヌかアイヌじゃないかで揉めていると外から...
アイヌの女「ウンカ オピウキ ヤン!!」
アイヌの女性が叫んだ
牛山「今、ご婦人は何と?」
村長「...」
エクロㇰ「知らない方がいい、和人を良く思わない者もいる。」
エクロㇰ「でも我々は歓迎するよ、今夜は酒でも飲んで...」
モノア「ウンカ オピウキ ヤン!!」
エクロㇰの隣に座っていたモノアも
さっきの女性と同じ言葉を叫んだ
エクロㇰ「出てけ...」
杉元「なにか奥さんの気に障ったかな?失礼があったらすまない...」
エクロㇰ「いやいや...」
尾形「やっぱりどうも様子がおかしいぞ。」
杉元「まだ言うか尾形!!よし分かった!!」
杉元「さっきそこの
杉元「ほんとのアイヌなら使い方を知ってるはずだ」
杉元は
杉元「ちなみに俺はアシㇼパさんほどうまく使えなかった。」
杉元「まずは牛山やってみろ!!」
牛山「え?俺?何で俺が...」
牛山はイヤイヤながらも杉元からキサラリを受け取り
牛山「あたい未亡人...戦争で夫を亡くしてひとりぼっち。」
牛山「でも体は正直でうずくのよ。」
牛山「でもそんな時はこれがあれば満足出来るの。」
牛山「はあ〜かゆい所に手が届く...」
杉元「全然違う!!」
牛山の変な演技をみた杉元は叫んだ
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年3月23日 7時
