6個目 ページ16
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4/10 晴れ
離れる奴らの為にクラスで集まった。
送ってやって、きすをしたら意味分からねえくらい恥ずかしかった。
［メモ：ババアのコーディネートが好き］
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うっわあ、なんだこれ…香水？洗剤かな？？もしかしてお家の匂い？？？まじかよ爆豪…女子力が凄いというか、人をキュンとさせる方法が分かってるのか？？これじゃ捨てられるのも時間の問題……
「はあーーーーーーーー」
「あ？寒いんか」
小さくバチバチと爆破を起こした手を私の手と重ねる。うん暖かいね。ありがとう。君のそんなところが私は不安で仕方ないよイケメンすぎて惚れ直しそうというか惚れ直した。好きよ。
「爆豪さ、あれよね」
「は？？」
「なんで、私だったのかな、と」
「知るかよ」
お、おう……そ、そうか。そうね。
あと少しで私の家が見えるだろう。白々しい街灯の下でも紺の外套を羽織って歩く爆豪はとても美人だった。なんとなく、これから生きていってもこいつは醜くなんてならないという確信もあった。
「…そうだな、強いて言うなら俺がこれから生きていってもてめえみたいな奴にはもう会えないと思ったからだ」
「似合わねえの」
「うっせ、半分野郎みたいなのと幼馴染やってたら大抵の男が何やっても格好悪く見えんだろーよ」
「嫉妬か」
「ちげえわ、浮気したらぶっ殺す」
「えーでも焦凍の熱愛報道とか聞いたらなんか地味にショック受けそう。緑谷のも。」
「ナードと付き合ってやる物好きの面拝みに行ったるわ」
結構近くにいるかもよ、という呟きは心に留める。まだお茶子ちゃんは告白さえできていないのだ。純情な恋を抱える二人に口出しするのは無粋だろう。
玄関の前の階段を一段登ると、どうしても爆豪を引き留めたくなった。だからここまで送って来られるのは嫌だったのだ。
「……じゃあ、ね。ありがとう」
「おー、また連絡する」
私が家まで入るのを見届けるらしい爆豪は動く気配がない。やめてくれ、入りたくなくなるだろうクソ野郎め。、と思った途端肩を引き寄せられる。条件反射で声を出しそうになったがそれは爆豪の唇に押さえつけられた。
珍しく同じくらいの身長になった私達の視線が至近距離でかち合う。
「あ？してほしかっただろ？」
こんな時まで自信満々な彼氏様々はとてつもなくかっこよかった。
(それを人は運命と云うのでは？)
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ろうそく(プロフ) - 無気力感さん» 素晴らしい考えですね！(笑)でもそれだと私死ぬ(笑) (2019年3月27日 7時) (
レス) id: 5667c76eb9 (このIDを非表示/違反報告)
無気力感(プロフ) - ろうそくさん» コメントありがとうございます！私の中のかっちゃんは付けてるので本当です（？）どんな世界線でも自身がそう思えるのならそれは公式ですよ！！（無茶苦茶）これからもよろしくお願いします！ (2019年3月26日 22時) (レス) id: b33f570211 (このIDを非表示/違反報告)
ろうそく(プロフ) - かっちゃんが本当にこんな日記付けてたら萌死できる自信ある。 (2019年2月27日 22時) (レス) id: 5667c76eb9 (このIDを非表示/違反報告)
無気力感(プロフ) - サンさん» コメントありがとうございます！長くて占ツクには似合わない書き方だと常々悩んでいるのでそう言っていただけると、とても励みになります〜！爆豪fightですね笑 これからもよろしくお願いします！ (2018年12月21日 1時) (レス) id: 67c7f64e95 (このIDを非表示/違反報告)
サン(プロフ) - 爆豪勝己がスパダリ過ぎて惚れた文の書き方めっちゃすきです (2018年12月16日 15時) (レス) id: b04ff4926f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無気力感 | 作成日時：2017年12月25日 16時
