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そんなこんなで店の奥へと歩く事数分。
私たちは店の裏に出てきていた。

え〜と。。。時間的に\(^o^)/状態だから、車で送ってくれるのはありがたいんだけどさ、うん。

この重々しい雰囲気どーにか何ないの!?
こんな状態続いたら気まずいってもんじゃないよ?


「...これに乗ってく。」

「主、本当にいいんですか?私が変化を解けばこの小娘を運ぶなんてわけないですよ?」

「しつこい、いいと言っている」

「...わかりました」

気まずいってもんじゃないんだよ!?(大事なことなので。

「いいか、これに乗っていく。お前、これが見えるか?」

あやべ、話聞いてなかった

ん?これなんだろ。大きさ的には、ちょうど自動車くらいだけど、
どう見ても木でできてるよね。あ!わかった、これ骨董品だ!

ははーん、あれだな?私を家に返す前に感想が欲しいんだな?

よし、そういうことなら褒めちぎってやろうじゃないの。

そして機嫌を良くしてもらおう!
笑ってる方がいいもんね!

『うわあ、とってもすてきなハコですねー』

「貴女、もう少し感情をつけたらどうです?主を困らせないでください。
これは箱ではなく、朧車です。だいたい、貴女は今日これで帰えるんですよ?」


...は? .........は??
え?このおっきいだけの木箱で?


「お前、さっさと行くぞ。安心しろ、今日は中に誰もいないはずだ。」

『えと、これなんですか?車じゃないんですか』

「これは牛車みたいなものだ。よかったな、貴族の仲間入りだ。
わかったら早く乗れ。暇じゃないんだ。」


な、ナンダッテー!牛車だと!...牛車ってなんだっけ?


「主、今の人間はその時代のことをもう忘れています。」

「そうか。。。まぁいい、乗れ。でないと手遅れになるぞ」


手遅れ?あ、時間やばいんだった!本当に手遅れになっちゃう!

やばいやばい、もしもう帰ってきてたらどうしようもないぞ!

下手すると二週間外出禁止とかになるかもしれない。どうしよ、急がなきゃ!


『はい!えと、よろしくお願いします』

「ああ。黒陽、お前は下がっておけ」

「わかりました、主」

あ、あの烏、黒曜って言うんだ。なんか中二病チックな名前。

「それで、お前の家はどこだ。」

『えっと、近くの学校からまっすぐ進んで、ヒマワリが咲いてる家を右に曲がって、
そこから50歩歩いたとこを右に曲がったら着きます!』

「...だから迷ったのか。もういい、適当に走るからどっちに曲がるか指示をだせ」

『...はーい』

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きなこ(プロフ) - トシさん» やりますー? (2019年7月30日 7時) (レス) id: 24a37f2c19 (このIDを非表示/違反報告)
トシ - 私も合作したいなー、 (2019年7月19日 14時) (レス) id: 0c7a8028e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きなこ&不知火 x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年6月22日 0時

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