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・
「なんでそんな震えてんの」
『緊張だよ！！！』
キムソクジンの実家に連れてこられた私。
大豪邸を目の前に、緊張で震えが止まらない。
『本当に何にも言われない！？
いびられたり、あんたじゃダメよ！とか』
「どんなイメージ。ドラマの見過ぎでしょ」
ぶつぶつ言ってないでいくぞ、と私の手を引くキムソクジンに連れてかれ、門を潜ると大きな庭に立っているスーツ姿のおじさま。
キムソクジンのお父様かと思って挨拶をしたら
なんとこの家の使用人さんだった。
『…ほら言った。ドラマの世界と一緒じゃん……』
こういう大豪邸には、
大抵使用人さんがいるのがドラマの世界。
「あ、ジョングガ。」
キムソクジンのお母様にいびられる恐怖が
現実になりうることに恐怖を感じていた時。
黄色い制服を着た高校生の男の子が
バナナウユを飲みながらこちらを見て立っていた。
「いとこのジョングク。」
『あ、初めまして。カンAです。』
「…初めまして。」
とても嫌そうな顔をして
私と目も合わせず挨拶をしたこの男子高校生は、
キムソクジンのお母様のお姉様の息子。
要するに、いとこらしい。
・
・
．
キムソクジンに案内されて家の中へと入った私は
居間のような空間に二人でキムソクジンのご両親を待った。
「アイゴ、お待たせしてしまったかね」
『とんでもございません、お忙しい中お時間をいただけたことに感謝いたします。』
「いいんだよ、どうぞ自分の家のようにくつろいではくれないかね」
キムソクジンのご両親が私に微笑みかける。
私はそれだけでガチガチだった体が
ほぐれていくのを感じた。
「Aさんが来るって聞いてお料理を作ったの。
ご飯は食べてきちゃってるかしら？」
『いいえ！朝から何も食べてないです！』
緊張しすぎて朝から何も喉を通らなかったなんて言えない。
「ちょうどよかったわね、座って食べながらお話しましょう」
お母様は女神様みたいに美しく、優しい人だった。
さっきまでの失礼な考えを私は後悔しつつ
キムソクジンのお母様が作った料理を一口一口味わった。
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アイアイ(プロフ) - 内容が好きすぎて何度も見返してます❤️更新待ってます！続きが気になります！ (8月9日 21時) (
レス) @page43 id: ef22ae402e (このIDを非表示/違反報告)
ソア(プロフ) - WWHさん» ありがとうございます😭なかなか更新できずにいたのですがこれからはちゃんと更新していきますのでよろしくお願いいたします🥺 (2022年8月13日 1時) (レス) id: f38870ceaa (このIDを非表示/違反報告)
WWH(プロフ) - 初めまして✨いつも見させていただいてます！！このソクジンの口調といい全部最高すぎます！！これからも応援してます~😭 (2022年8月11日 16時) (レス) @page41 id: 91cce3d1cc (このIDを非表示/違反報告)
ソア(プロフ) - しいんさん» うわああああ😭そんなこと言っていただいて本当に嬉しいです🥲🥲これからこのお話もどんどん更新していこうと思っているので、よろしくお願いいたします！！😭😭😭 (2022年2月4日 23時) (レス) id: f38870ceaa (このIDを非表示/違反報告)
しいん - うあああ…最高すぎます泣できちゃった恋愛をみて主様に恋しちゃいました！！これからも頑張ってください！応援してます~~！ (2022年1月22日 0時) (レス) id: 4349a34933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソア
| 作成日時：2021年9月9日 14時
