蝶柄の着物が似合う君 12 【坂田銀時】

フラグは立てない ページ10

銀ちゃんside



一日目の仕事が終わり､風呂から上がって旅館の

浴衣に着がえ入口でAを待つ







｢銀ちゃんお待たせ｣

銀｢...おう｣




浴衣Aきたこれ












｢あー疲れた...｣



部屋に戻り畳の床に座り込む







銀｢布団敷くか｣



壁の収納から布団を取り出し準備する



























...いや､そういうことじゃなくて









...いや､そうでもいいけど｡







ティッシュは｢銀ちゃん｣｢はぁいっ！？｣




びびった､考えてんのバレてんとのかと思った









深呼吸してAの方を振り返ると布団に

寝転がっている








で､寝転がったままこっちを向いて布団の空いた

スペースをぽんぽん､と叩いてる



｢眠い｣




眠そうな目で俺を呼ぶ










...誘ってる？



まぁ無自覚なのは分かっているが｡






銀｢ったく､ちょっとは危機感を覚えやがれ
コノヤロー｣



とか言いながらも俺の顔が綻んでいるのは事実だ





Aの横に寝転がり背中に腕を回して距離を縮める





｢ふふ､おやすみ｣

銀｢ん､おやすみ｣




Aの頬にキスして目を閉じる










＿＿













ふと目が覚めて視界にある時計を見るとアラームが

鳴る5分前





(...Aより早く起きちまった)





中々起きない俺を困り顔で起こすAが可愛いから

そのために3度寝することだってあるのに｡




アラーム5分前じゃ2度寝も何もねーしな




アラーム設定を削除して今日は俺が起こす番に

しようと思う







ま､寝顔見れるからいいか｡とAの方に目を向












け...

















て2度見





(...んんん？！)




いや､もう寝顔可愛い､可愛いんだけど｡





ちょっと？？そのはだけた浴衣､え？








襲っていいかな｡







胸元少し開いてて下着ちょっと見えてるし谷間...も､

見えている









(落ち着け落ち着け落ち着け...)



頭ん中で落ち着けを唱えてAの服に手を伸ばす
















...？








いや手伸ばしちゃだめだろ､唱えてる意味

ねーじゃねーか








...いや､少しぐらいいいよな




R 18フラグが立ってない小説とは言え俺も男だ





手を伸ばして下着から見えてる所を指先でそっと

触れる















(おわっ､すべすべ...)


















もちろんこれだけで満足できるような奴ではなくて｡

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