ジュウサン ページ13
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「…こっち来いよ」
安堵というか､落ち着いた目線で私に呼び掛ける.
まるで何もかも出ている問題が崩れた様に.
私が駆け寄る前に､先輩も此方に来ると一息吐いた.
「…可愛くねえ奴､」
私の前髪をぐしゃぐしゃ､と片手で乱暴に撫でれば先輩は目を細めて口角を上げた.
『…も､もうからかったんですか!?』
「はあ…ったくさっきまでは良かったのに何で急にキレんだよ､やっぱブスだなお前」
『な､…っ､先輩､!!』
怒る私を他所目に前髪を軽くデコピンした先輩は､“帰んの遅くなる､”と呟けば手を離した.
「まだ大丈夫だろ､走って戻れ馬鹿野郎」
『先輩本当に無理です､言われなくても分かってます!!』
私の声を聞くと､また此方に近付いてきた、
「あ?誰が誰を無理だって?」
『…う､何でもないですって…』
「…ふうん､俺の知ってるAはもっと可愛いのにな､HR終われば早く来いよ」
その声と共に小走りで去っていった.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私も急いで教室に戻ると､まだ始まってなかったらしい.
席に着くと､席の周りにヨジャ達が来る.
中には…前の子も.
「Aちゃん､ユンギ先輩と仲良いんだ!!」
「うちらなんか相手にされないよね､やっぱ中身重視なのかな?うちらみたいに外見ばっか気使ってるのってね」
悪意丸出しかなんなのか､馬鹿らしい.
「好きなの?ユンギ先輩のこと」
「じゃなきゃあんな風にしないでしょ?考えなよ､自慢したい位にお熱い仲の様で私らみたいな追っかけ隊は水面下で行動する運命なの」
彼女らは目を合わせて笑った.
『本当に何も無いの､』
「嘘々､焦んなってお嬢さん. 私のオンニがユンギ先輩と同じクラスだけどユンギ先輩､Aちゃんの事…誰だっけ､ほら､皆知らない!?あのイケメンの人のこと!!」
…嘘だろ
「嗚呼､持ち物殆どピンクのキム先輩?」
覚え方
「そうそれ!!…それで､キム先輩といつも話してるらしくて､オンニの友達が聞いたんだって､Aちゃんの事好きなのかって､そしたら2人とも濁さずに頷いたとか…って､羨ましくない!?皆」
「からかわれてるだけじゃないの?」
私に前話しかけてきた子が言った.
「…それ言ったらおしまいでしょ?
あ､先生戻ってきた､またねAちゃん」
その子達は私を見ると微笑んで席に着いた.
…面倒くさくなりそうね､
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リア恋なう - 私もユンギペンです！あと、全く関係ないんですけど、鶏肉のぴって聞いたらすごく鶏肉が食べたくなりました！夜ご飯鶏肉がいいな… 話変わってしまってすみません(ー_ー) 応援しています！頑張ってください！ (2020年5月28日 19時) (
レス) id: 650fca183a (このIDを非表示/違反報告)
ぴ !(プロフ) - ぎょんすのはーとのお口さん» コメント有難うございます!!ユンギペンですか!?わあ､自分もです!応援有難うございます!!頑張ります!! (2019年12月8日 0時) (レス) id: 420b27c027 (このIDを非表示/違反報告)
ぎょんすのはーとのお口 - 我の推しユンギだぁぁぁ！更新頑張ってください^_^ (2019年12月7日 4時) (レス) id: 7aef2a49fc (このIDを非表示/違反報告)
ぴ !(プロフ) - ルリ子さん» コメント有難うございます!!嗚呼…凄く嬉しいです!!もっと喜んでもらえる様な作品作り頑張ります!!応援有難うございます!! (2019年12月7日 0時) (レス) id: 420b27c027 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - あ！私こういう作品大好きなんです！だから取っても嬉しいです！これからも定期的にチェックしときます！頑張ってください！ (2019年12月6日 20時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴ ! | 作成日時：2019年12月5日 16時
