ジュウニ ページ12
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先輩は最後にそう言うと､私の髪を緩く撫でて色っぽい目線で私を優しく翻弄させる.
そういう所が皆､好きなんじゃないんですか?
『…駄目､ですよ』
少し背伸びをして､先輩の目を私の手で抑える.
…嗚呼､私は何をしているんだ??
皆好き､って皆先輩が好きで､…
嫉妬なんかしていない.
「何すんの､」
いつもより少しだけ低く､それでも優しい声で呟けば目を抑えていた私の手を緩く剥がせば､私よりか幾分身長が高い先輩は上から覗き込むように私の目を見た.
「…何で､んな悲しい顔してる訳?」
“俺と居る時間にどうでもいい事考えてんなよ”と呟けば､目尻を下げて.
『し､してますか…!?』
「してるしてる､」
『…き､気の所為ですってば』
「俺が糞ヨジャ達の所行った時と同じ顔してる」
嗚呼…
「…嫉妬?何､思ってたんだよ､教えろよ」
人に物を聞くのに態度が大きい､
『嗚呼もう､嫉妬じゃないです…
何で先輩がヨジャといただけで嫉妬しないと…』
「どうかな､…じゃあ､本当は俺がお前だけじゃなくて他の奴らにも同じ様にしていて､それで人気確保してるって言ったら?」
冗談だろう､心の中では分かってる.
何でかって?理由は沢山出てくるからだ､
…ただそう思い込んでるだけだったら､
『…え､』
私の間抜けな声を聞けば､先輩はくく､と笑った.
「やっぱ同じ顔してんじゃねえか」
人気のない廊下に､LHRの開始チャイムが低く､強く流れる.
それを聞いた先輩は､ちらり､上を見上げて軽く唸る.
「…戻っか､」
私の肩を緩く叩けば､それはまるで“早くしろ”と言いたげで､先輩ももう今までの話を払拭しようと､…多分チャイムのせいだ､
タイミングが､悪い
『…先輩､!』
初めてこんな声を出した､後ろを向き始めた先輩に声を出すと､私は何故か先輩の肘部分の服を指先で摘んでいた.
「…どうしたんだよ」
振り向かず､背中で私の声を聞く.
『…や､そ､その…本当に､居るんですか…?』
馬鹿みたい､か細い声で呟く自分自身を貶した.
「…居たらどうすんの?」
背中が小さく揺れている､笑っているんだろう
『…先輩人気ですもんね､』
「悲しくねえ訳?いいの､俺､Aより良い奴探すかもしんねえぞ」
『…何でそんな事ばかり言うんですか､』
喉の奥が次第に痛くなってきて､じんわりと視界が滲む.
「…本当の気持ち言ってよ」
『…寂しいです､…』
先輩は私の言葉を聞くと､振り返った.
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リア恋なう - 私もユンギペンです！あと、全く関係ないんですけど、鶏肉のぴって聞いたらすごく鶏肉が食べたくなりました！夜ご飯鶏肉がいいな… 話変わってしまってすみません(ー_ー) 応援しています！頑張ってください！ (2020年5月28日 19時) (
レス) id: 650fca183a (このIDを非表示/違反報告)
ぴ !(プロフ) - ぎょんすのはーとのお口さん» コメント有難うございます!!ユンギペンですか!?わあ､自分もです!応援有難うございます!!頑張ります!! (2019年12月8日 0時) (レス) id: 420b27c027 (このIDを非表示/違反報告)
ぎょんすのはーとのお口 - 我の推しユンギだぁぁぁ！更新頑張ってください^_^ (2019年12月7日 4時) (レス) id: 7aef2a49fc (このIDを非表示/違反報告)
ぴ !(プロフ) - ルリ子さん» コメント有難うございます!!嗚呼…凄く嬉しいです!!もっと喜んでもらえる様な作品作り頑張ります!!応援有難うございます!! (2019年12月7日 0時) (レス) id: 420b27c027 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - あ！私こういう作品大好きなんです！だから取っても嬉しいです！これからも定期的にチェックしときます！頑張ってください！ (2019年12月6日 20時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴ ! | 作成日時：2019年12月5日 16時
