【ポケモン】旅の途中で【短編集】 (ページ6)

今日:5 hit、昨日:3 hit、合計:27,941 hit

＊ページ6

※あまり良くない表現が含まれます。
ご注意ください。

"お姉ちゃんは、可愛いよ、"

そう優しく微笑んだ。
普通の弟なら嬉しい言葉だろう、だがどうだろうか。

"うるさい、私に関わらないで"

と言い逃げ出そうとしたAに弟は"じゃあわからせてあげる"と言い顔を近づけた。

路地裏にいやらしい水音が響く。
Aが酸素を吸おうと、口を開けばそこに舌を入れてくる。
その脳がぼーっとする感覚に侵されぐったりとしたAは、実の弟に寄りかかった。

分かりきっていたかのように"可愛い"と言いぐったりとしたAの頭を優しく撫でながら抱きしめた。

"...ずっと、ずっと我慢してきた"

"だから、もう..."

その言葉と共にAの体は暴かれた。

"おはよう、気分はどう？"

腰の痛みに違和感を覚えつつ目を覚ますと甘い、甘いホットミルクを差し出す弟の姿が。

嫌、厳密に言うともう一線を超えてしまった。
混乱するAは返事に答えた。

"ん...そうか昨日無理させたせいかな"

抱きしめる力は優しいのに。
びくびく震える"姉"に疑問を覚えるが"今日は休みだし、ずっとそばにいるね"と。