【ポケモン】旅の途中で【短編集】 (ページ14)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:27,985 hit

※純白だった君にページ14

※えっt...胸糞悪いかもです。
※キャラ崩壊がひどいです。
※シルバーさん

▼

この女はいつになったら本気で抵抗するんだろうか。
口では、嫌々と嘆いているが体は正直に反応している。
俺が、おもいっきり奥を突けば喘ぎ声をもっと淫らにする、それと同時に結合部からぐちゅぐちゅと言う生々しい音がする。
その音を聞くたびにAは涙を溢した。
悲痛に歪んだAの顔に興奮しつつ、俺の腰が止まることはなかった。

そっとAの耳元で言った。
"こんなことをされてもヒビキが好きか？"と。
名前に反応したのか、ナカを締め付ける。
そのことに乾いた笑みを浮かべつつ俺は続けた。

"お前は、今、好きでもないやつに襲われて感じてるんだ。"

"こんな場面、お前の大好きなヒビキが見たらどう思うんだろうなぁ？"

Aは嘆いた。
"どうしてっ...こ、こんなことするの"と。
嗚呼、その返信で俺は察した。
こいつはまだヒビキのことが好きだと。
こいつは俺の気持ちには気づいていないと。

その鈍感さに俺は腹を立て、さらに腰を激しくした。
俺は怒りと、快楽に任せて言ってしまった。

"ずっと、ずっとお前が好きだったんだよっ！"

"なのに、いつも、いつもお前はヒビキのことばかり..."

"なぁ！？わかるか俺の気持ち！？"

"俺はいつもお前のことしか見てないのに、お前の目に映るのはヒビキだけ"

"なぁ...俺のどこが駄目なんだよ..."

嗚呼、哀しくて泣いたのはいつぶりだろうか。
俺が泣いていることに酷くAは動揺していた。
それはそだろう、俺自身も驚いてるんだから。
今の俺は菓子を強請るようにAに懇願していた。

Aの返事次第で、この行為も終わりにしたかった。
俺は最低なやつだと自覚していてもあいつ(ヒビキ)だけにはとられたくなかった。
心の中で芽生えた恋心がこんなにも貪欲で醜いものだと知りたくはなかった。
好きなやつに向ける好意がこんなに卑劣すぎると。

奥を突くたびにAの髪が乱れる。
その乱れた髪から甘い、甘い香りがすると共に俺は罪悪感と背徳感に襲われる。
俺は、好きなやつを無理矢理、襲い興奮しているのだと。
それでも、好きになって欲しかった。
それても、それでもお前が好きで仕方ない。

腰を振るのをやめ、Aの手を優しく握って言った。

"俺は...お前が好きなんだよ"