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Aside
振り向くと満面の笑みで迎えてくれる吉野さん。胸がキュンっとなったのは気づかないふり。
「吉野さん!なんでここにいらっしゃるんですか?!」
北人「先輩に聞いたらもう終わり時間だって言ってたから迎えに来ちゃった。」
そうやっていたずらな顔をして笑う。
「んふふ、ありがとうございます!」
嬉しくて笑みがこぼれてしまう。隠せもしなさそうだな。
2人で肩を並べて吉野さんがとってくれたお店まで向かう。THE RAMPAGEの中にいると大柄には見えないけど背の低いわたしから見ると全然背が高くて下から見上げる吉野さんもかっこいい。どこから見てもカッコいいなんてズルい。
北人「予約していた吉野です。」
お店は気取りすぎないおしゃれさと落ち着きを持ったご飯屋さん。もっと高そうなところだったらどうしようって思ってたけどそこも考えてくれた気がして嬉しくなる。
「素敵なお店ですね!」
北人「ほんと?頑張って探した甲斐があるなー。」
個室に通されてメニューを見ると、美味しそうな和食がずらりと並んでる。
北人「和食好き?」
「はい!大好きです!全部美味しそう。」
北人「ふふ、よかった。」
季節のご飯と焼き鮭のセットを頼んで、吉野さんと話す。
北人「どうやって俺たちのこと知ってくれたの?」
「びっくりしましたよ!テレビ見てたら吉野さんが見えた気がしてそのまま見てたらインタビューされてらしたのですぐ調べました笑」
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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年11月18日 16時