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Aside
雪とおしゃれなカフェに入る。モダンな雰囲気で北欧っぽさも感じる落ち着いたカフェ。
トマトソースのパスタとコーヒーを頼んで、スイーツも美味しそうだな、なんてメニューを見ていると雪が話始める。
雪「で?さっきのLINEの人は誰なんですか?うん?男だったよね?」
「はい、そうでございます。」
雪「めったに男としゃべることもなければ男友達だっていないのに男と連絡ね〜。これは怪しいわ。」
そう言ってく鋭い目つきで私を見てくる。
「そんなたいそうなこたがある訳じゃないよ!お店に来てくれたお客様!」
雪「お客様と連絡先交換するなんて珍しいね。え、なになにイケメンなの?」
「まあ珍しいかもだけどさ、店長の高校の後輩何だってなんか断れなくて。すごい整った顔してた。二重ぱっちり。」
ご飯が届いたから写真をとってインスタにのせた。食べながらそんな話をする。
雪「で、気になると。」
「そんなこといってないじゃん!」
雪「だって結構な頻度でスマホ確認してるじゃん。」
雪にそう言われて初めて気づいた。そんな私を見抜いたのか、
雪「いいんじゃない?恋ってしようと思ってするものじゃなくて落ちるものよ?」
そう言う雪に少し見惚れながらも、そういうものなのかなと未だに経験したことのない恋へ一歩踏み出した気がした。
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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年11月18日 16時