20. ページ20
北人side
今こそチャンスだと思って、勇気を出す。
「あの、連絡先、聞いてもいいですか?」
そういうと驚いたような顔をして
A「わ、私のですか?」
というAちゃん。引かれるだろうとは思ってたけど実際にみるとへこむ。でも諦めたくない!
「そうです!だめ…ですか?」
そう言うと一瞬顔を赤らめた気がするけどそれは気のせいで、
A「あ、いえ!全然!LINEでいいですか?」
と普通に返すAちゃん。意識されてないみたいだけど、とりあえずLINEの連絡先聞けただけでも一歩前進。
これであってますか?と一つだけ送られてきたLINE。女の子らしくて可愛いいスタンプだった。
A「じゃあありがとうございました!ぜひまた!」
「こちらこそありがとうございました!じゃあまた。」
そう言って店を後にして歩く。自然と足取りも軽くて自然とにやける頬を抑えつつも家に帰った。
やっぱり急に聞いたのは変だったかと心配になる。なんか理由つけた方が良かったかと思うけどとりあえずLINEゲットできたから今日のところは良しとしよう。
次のオフは2週間後。最近、ありがたいことに忙しくさせてもらってる。まだしばらく会えないのがさみしい反面これを糧に頑張れるような気がした。
305人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年11月18日 16時