君との出会いを【吉野北人】 (ページ13)

今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:69,101 hit

13. ページ13

Aside

ごゆっくりどうぞと声をかけ、仕事をしているとお会計を済ませ帰ろうとしている彼が目に入った。

「ありがとうございました。ぜひまたお越しください！」

と声をかけると

「ごちそうさまでした。とてもおいしかったです。また来ます！」

と言ってくれて、お店を気に入ってくれたみたいでしあわせな気持ちになった。

仕事を終え、予約していたイタリアンのお店に行く。今日は大親友の雪と一緒に行きたかったお店で女子会。

お店の前で待っていると

雪「ごめん！遅くなっちゃった！待った？！帰り際に仕事押し付けられてさぁ。」

と慌ただしくこっちに走ってくる雪。

「全然、時間通りだよ笑お腹すいたから早く中入ろう～」

店員さんに案内された席に着けばきれいな夜景が見える。料理を注文し待っている間も話は進む。

そうこうしているうちに色鮮やかな料理が到着し、SNSにアップして料理を食べていると話は恋バナに。

雪「最近どうなの～」

とワインをたしなむ姿に雪はモテるんだろうなと思いつつ、

「相変わらずですよ。」

と返すけど、パッと彼のことが頭に浮かぶ。

雪「まあ、あんたは相当な鈍感ちゃんだもんね。かわいい顔してんのに気取らないし、おしゃれだし？私の自慢の親友だし？」

という雪に

「そんなこといって雪の方がモテるくせに笑」

と返せば

雪「いーや、高校の頃から相当モテてたよ、あんたはぁ」

という雪はもう結構酔ってるみたい笑

お開きにして家に帰った。お酒が入っていたのもあってお風呂に入ってすぐ眠りについた。