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Aside
注文を聞けばホットのカフェラテとベリーのパウンドケーキ。
甘いものが好きなのかな。
注文通り準備をして持っていく。
ロングコートをさらっと着て、眼鏡をかけている姿は遠目から見ても様になってる。
店長「ボーっとしてないで早く運べよー。」
と店長に言われ
「ボーっとなんかしてませんよ!」
といいつつも急いで持っていく。
「お待たせしました。こちらカフェラテとベリーのパウンドケーキでございます。ごゆっくりお過ごしくださいませ。」
と注文されたものを届けると、
北人「あ、あの!お、俺のこと見たことありません、か?」
という彼。どこかで見覚えがあると思ったらやっぱり会ったことあったのか!でもどうしようさっぱり思い出せない…。もう素直に謝るしかない!
「すみません!やっぱりどこかでお会いしたことありましたか?何となくそんな気はしてたんですけど思い出せなくて…。ほんとすみません!」
と頭を下げると
北人「いや、あの、全然!こちらこそすみません!勘違いだったかもしれないです…。ほんとすみません!」
と謝ってくれる彼になんだか申し訳なくなって、
「そうですか…なんかすみません!」
といえば、また謝る彼が面白くなってお互いに笑ってしまった。少し胸があったかくなった。
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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年11月18日 16時