君との出会いを 2 【吉野北人】

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Aside


クリスマスシーズンも終えてもう年末。

あとちょっとで仕事終わりだけど
年末はやっぱり忙しい。

朝起きて顔を洗おうと洗面台に向かうと
自分の顔が鏡に映し出される。

昨日の自分の赤い顔が思い出されて
また顔が赤くなり始める。

気にしないフリをして顔を洗う。


今日はなんとなくピンクの気分。

髪はふんわり巻いて、メイクもピンクベース。
ラップの後は薄めのグロスを塗って
チークもピンクにして鼻先にものせる。
ラメを黒目の上と涙袋にしっかり載せてメイクは完成。

白のワイシャツの上にピンクのニット、
黒のレザーパンツと黒のロングブーツで締める。

白色の小さなバックを持って
華奢なピアスとネックレスをつけたら完成！


「おはようございまーす！」

店長「お、おはよ！
ん？なんかいつもと雰囲気違うね。」

「なんか、今日はピンクの気分でした。笑」

店長「いい感じ！今日も頑張っていきましょー。」

「はーい。よろしくお願いします！」

店長「うぃー。」


いつも通り接客をこなしていると、

？「こんにちはー。」

「いらっしゃいませ！
あ、由佳ちゃん！」

由佳「ふふ、また来ちゃった！」

「会いたかったよー！」

由佳「私も！今日のお昼休みとか時間ある？」

「うん！」

由佳「ご飯行かない？」

「行きたい！」

由佳「行こ行こ！」

「もう少しでお昼休みだからちょっと待っててー。」

由佳「了解！お店見ながら待ってるね。」

「ありがとう！」

そう言ってお昼ご飯を食べに行くことにした。





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