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北人side
なんとなく急足で家に帰ってドアを開けて洗面所に着く。
ドンっ！
洗面台に勢いよく手をついた。
「何してんだ…。」
キザなことやって恥ずかしくなって一人で洗面所で顔をバシャバシャと洗う。
自分にこんな一面があるとは思ってもなかった。
でも今日のAちゃんは一段と可愛くて
なんか抑えられなかった。
高鳴る胸をなんとか抑えて
お風呂に入ってから眠りについた。
次の日、リハの予定だったから
事務所に向かうと行く途中で樹に会った。
「あ、おはよう。」
樹「おはようございます。」
「うん、おはよう。」
樹「……なんすか？」
いつもと違う雰囲気を感じ取ったのか
なんすか、なんて聞いてくる。
「いや、色々とやらかした、気がする。」
樹「やらかした、…何をしたんですか。」
「やらかしたっていうか、抑えられなかったっていうか…。」
樹「え、まさか？」
「いや、樹の想像してることでは無いと思う。」
樹「ふーん、そうなんですか。」
「おい、急に興味なさそうにすんなって。」
樹「はいはい、で？何があったんですか？」
そんなこと言いながらも
結局いつもみたいに話を聞いてくれた。
あけましておめでとうございます。
更新頻度が落ちてしまいすみません！
これから更新頻度を上げながら、
頑張っていきたいと思いますので、
今年もよろしくお願いします！
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作者名：Jellyfish | 作成日時：2021年12月3日 17時
