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79. ページ29

Aside


北人くんとご飯を食べに来ていろいろなお話をする。


最近忙しいみたいだから
身体が心配だけど楽しそうに話してる北人くんを見て
自分まで嬉しくなる。


でもテレビに映る北人くんを見るたびに
寂しく感じる自分もいて、

勝手に仲良くなったつもりでいて
勝手にそう感じてるだけだって分かってるけど
それでも寂しい。


今目の前に北人くんがいるだけで
多分奇跡みたいなものだけど
ずっと近くにいたいな、なんて思った。



美味しいご飯を食べながら話してると北人くんが

北人「今日喋ってた男の人いたじゃん?」

葵と話してたことを聞かれて
仲が良かったのか聞かれたから

「高校時代はもう1人の友達と
ずっと一緒にいたかな。」

と答える。


なんだったんだろうなと思いながら
そのあとは何事もなくご飯を食べた。


また北人くんがお支払いしてくれていて
何度払うと言っても払わせてくれない。


いつも男らしくエスコートしてくれる
紳士な笑顔も

その場の雰囲気がパッと明るくなるような
無邪気な笑顔も

独り占めしたくて、
もどかしい。


またあの公園に行って星を見てまた話して。

こんな日々が続いてくれるだけで幸せだと思ってたのに。


どんどん、どんどん、
抜け出せなっていく。

君という名の罠にハマった。

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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年12月3日 17時

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