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Aside
「あ、雪ー!こっち、こっち!」
葵「おー、久しぶりー!」
雪「おー、久しぶりー、じゃないわ!
こっちは急に連絡も取れなくなってなにしてるか
心配してたんだよ!」
葵「悪い、悪い。笑」
ゆるい雰囲気の葵にいつも親のようにガミガミする雪。
この光景懐かしくていいなー。
雪「で?今まで連絡もせず何してたのよ。」
葵「ん?普通に地元いたよ、
大学出て親の仕事手伝ってた。」
「そうだったんだ、でもなんでここに?」
葵「本当は親の仕事継ぐ予定ではあるんだけど
やりたいことがあって、こっちに就職しようと思って。」
雪「そうなんだ、こっち住むの?」
葵「うん、もう内定は貰ってるから。」
「そっか!じゃあ、また集まれるね。」
久しぶりの再会に会話が弾む。
雪「あ、やばい!仕事の時間だ!始まっちゃう!」
「えー?もう行っちゃうのー?」
雪「仕事なんだからしょうがないでしょ!じゃあ行ってくるから!A、また土曜ねー。」
「うん!頑張って!」
葵「またなー。」
バイバイ!と慌ただしく出て行く雪。
葵「俺らもそろそろ出る?」
「そうしよっか。」
お金を払ってカフェを出てゆっくり歩く。
「あー!そうそう!そのとき雪が怒ってくれたんだよね〜。」
葵「そうそう、男から見てもカッコよかったわ、あれは。」
「ふふ、あれはカッコよかった。」
高校の時の話にも花が咲く。
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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年12月3日 17時