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#504 ページ4

カナヲ「あ、噂をすれば!」

カナヲが私から腕を離して辺りを見渡していたら梅ちゃんを発見したようで、私もそっちに向くと こちらに歩いてくる姿を見つけた

梅「…」ズンズンッ

A「…!梅ちゃん、さっきはごめんね……って…」

梅「…」ズンズンズンッ

あ…あれ…?何か…っ

梅「…っ」ズンズンズンズン!


ピタッ!

私たちの目の前まで来て、急に動きを止めた梅ちゃん
その顔は般若も彷彿とさせる程の眉間のシワと目力で…

A「う…梅ちゃん……っ?なんか、とっても…怒って…る?」

どうしよう、心配掛けた事とか…?
体調悪いなら早く言いなさいとか…どうしていつもギリギリまで我慢するんだとか

梅ちゃんが怒りそうな理由なんて上げだしたら切りがないけど…っ

梅「……A!」ギッ

A「はいぃ…っ!」ビクッ

何を言われるのかと身構えて、自然と肩に力が入ったその瞬間

梅「…」ギュッ!

A「…!?え……梅…ちゃん?」

予想に反した梅ちゃんの行動に拍子抜けたのと同時に、普段抱きついたりなんてしてこない梅ちゃんがこんな事するなんてただ事じゃ無いと察する

それに……

梅「…っ」ギュゥッ

A「…」

私を抱きしめる手…少し震えてる……

梅「……私は……私は何があっても、あんたの味方だから…っ」

A「…梅ちゃん」

私を抱き締めるその腕の強さとは反対に、怒りをこらえるような…消えかかりそうな声で そう零した


A「……うん、知ってるよ……梅ちゃんは、いつも私の味方で居てくれてる事…」

梅「………なら……いい…」スッ

私が梅ちゃんの言葉にそう答えると、梅ちゃんは腕の力を緩めて
少し照れ臭そうに俯いたままそう言った


何があったのか、聞かない方がいい気がした…何となく…

でも、梅ちゃんのあんな悔しそうな顔は初めて見て



ポチャ…ンッ

アオイ「昼間の梅には驚いたわね…」

A「うん……」

今日はアオイと私が一緒にお風呂に入る事になり、体を洗うアオイの横で湯船に浸かりながら返事をする

アオイ「まぁ…梅は限界来るまで抱え込む様なタイプとも違うし、何かあって話を聞いて欲しい事なら自分から言ってくるだろうけど」

A「そうだよね…私も、何となく聞かない方がいいのかなって思って…」

アオイ「修学旅行も残り後半日だし、Aは今日の海の分まで明日楽しみましょ」

A「…うん、そうする!」

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 電話はお察しの通り無一郎くんでしたね!二年連続で、宇髄先生と過ごしていた学園祭も、今年は初めて先生以外と過ごす学園祭になるのでしょうか…次章が、最後の学園祭の後編となります! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 童磨もまだ諦めていなかったんだね。しかし、童磨もめげないねぇ……。電話の相手は無一郎くんかな?夢主ちゃんは劇を見に行くのかなぁ。最後の文化祭、何かが起こるのか……。 (2021年9月7日 15時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 学園祭初日が始まりました!無一郎くんとの合流の前に、まさかの童磨登場…何やら口説かれている(?)ようですが…大丈夫でしょうか(^^; 今回の学園祭も何やらアクションが起きるのでしょうか… (2021年9月6日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 夏祭りでのキスをしている所をまさか見られていたとは……。さすがに宇髄先生も気が気じゃないよね……。残りわずかな高校生活、文化祭ではコスプレ喫茶をするみたいだけど、まさか今年は無一郎くんと回るとはねぇ…。 (2021年9月6日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 無一郎くんの止まらないアプローチ。けど、心の中は複雑な様ですね…。そして、無一郎くんの思惑通りキスを目撃してしまった宇髄先生…心の中は穏やかじゃないでしょうが…折角 また夢主を追いかけようとしたのに、途端にこれでは…この先どうなるんでしょうか (2021年9月4日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:P | 作成日時:2021年8月19日 9時

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