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#41 ページ41

一年A組

…本当に来ちゃった

カナヲ「う、梅ちゃん…私やっぱり」

梅「四の五の言ってないで!あ、ほら居た。炭治郎〜!」

引き返そうと言うカナヲの言葉も虚しく、梅ちゃんが竈門くんを呼び出す


竈門くんは既にお昼を食べ終わっていたようで、梅ちゃんの声に気付いて私たちの元に来てくれた

炭治郎「三人ともA組に来るなんて珍しいな、どうしたんだ?」

梅「大した事じゃないんだけどね。炭治郎って、いつも放課後何してるの?」

炭治郎「放課後はいつも家の手伝いをしているよ」

A「あ、竈門くんの家パン屋さんなんだっけ?

善逸くんもバイトしてるって言ってたよね」

炭治郎「あぁ、善逸から聞いたんだね。そうなんだ

今ちょっと人手が足らなくて…俺は長男だから、出来るだけ手伝いたくてさ」

カナヲ「え…偉いね…!」

お、カナヲから話し掛けてる

一見梅ちゃんが一人で突っ走てるように見えるけど、本当に嫌ならカナヲは頑として付いて来なかっただろうし
たぶんカナヲ自身も、ちゃんと前に進みたいって思っているのかな…

緊張しながらも、竈門くんの話しに返事をするカナヲがとても可愛らしい

炭治郎「うちは俺の下にまだ五人いて、一個下の妹以外はまだ小学生以下だから俺がしっかりしないと…

そうだ、よかったら皆うちのパン食べに来ないか?

イートインスペースはないんだが、店と家が繋がってるから もし良ければ俺の部屋でゆっくり食べてってくれてもいいし」

梅「…!へーいいわね。私は今日部活休みだし放課後はフリーだけど」

カナヲ「私も…二年の先生達が会議があるらしくて、今日は部活休みだって…Aは?」

A「あ、うちの部は自由参加みたいな物だから…

ちょうど昨日、一作品作り終えたし大丈夫だよ」

先輩達もたまに休んだりしてるって言ってたし、一日くらい大丈夫だよね

梅「じゃあ決まりね!今日の放課後行くわ」

炭治郎「楽しみに待ってるよ!あ、場所わかるかな

そう言えば連絡先の交換してなかったな。今、携帯持ってる?」

梅「じゃあ代表してカナヲ貰っといて。後で私達にも転送してくれればいいから」

カナヲ「う、うん…わかった///」

梅ちゃんのアシストで、カナヲと竈門くんが連絡先を交換する

炭治郎「じゃあ、また後で!」


竈門くんと別れて教室に戻る

カナヲは席について、竈門くんの連絡先の表示された画面を頬を赤らめながら眺める

いいな…カナヲはちゃんと前に進めてる…


私にはその姿が羨ましく思えた

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あずきいろ


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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:P | 作成日時:2021年1月6日 2時

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