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#22 ページ22

その教室に近付くにつれて、賑やかな中の声がよく聞こえてきた

「馬鹿、争う訳じゃなくて助け合うのが目的なんだよ」「うるせー!紋逸!」「そろそろ他の奴らも揃うから静かに…」

A「失礼します」

初めて入る教室、そこには見慣れた顔が一人

A「こんにちは、宇髄先生」

場所がA組だと聞いて、もしかしたらとは思っていたけど
やっぱり宇髄先生に会えた

入学式以来、部活以外ではあまり姿を見なくなったから
教室内に居る宇髄先生を見ると凄く新鮮に感じる

天元「待ってたよ、A。A達の席は…「ぎゃああ!美女!美女が3人も来たああ!///」

A「…!?」

突然、先生の話を遮る様に耳を貫いた声の方を見ると
そこには金髪の男の子が顔を赤くして興奮気味に騒いでるのが見えた

「こら、落ち着かないか善逸!あの子達びっくりしてるじゃないか」

その隣に居る男の子が必死に宥めるけど、全然聞こうとしない

梅「何 あの変な奴…」

カナヲ「さぁ…梅ちゃんのファン?」

梅「梅、ああいう煩いの無理なんだけど」

A「う…梅ちゃん…!」

天元「すまん…うちの馬鹿が。ついでに謝罪するが、お前らの席はあいつらの隣だ」

A「え!って事は…つまり…」

カナヲ「私達と同じ班の人って事ですか?」

梅「はぁああ!?絶対やなんですけど!」

A「梅ちゃん…!」



天元「ゴホンッ…!と…まぁ、気を取り直して…

全班揃ったので、まず班内での自己紹介と役割分担を決めてもらう

役割と言っても班長、副班長を決めてもらうだけだしそんなに手間も掛からないだろ。決まった班から報告してくれ」

六つの机を移動させて全員が向き合うように座る

まずは男の子達からと言って、向かって右側から自己紹介が始まった

善逸「俺は我妻善逸でーす/// 善逸くんって呼んでください!」

炭治郎「俺は竈門炭治郎。よろしく!」

伊之助「俺は嘴平伊之助だ!よく覚えとけ!」

善逸「こらてめぇ、レディーに向かって何てものの言い方するんだ!失礼だろうが!」

伊之助「あぁ!?子分に向かって名乗ってやってんだ、文句あんのか!」

炭治郎「どーして二人はそうやって喧嘩ばかりするんだ、やめないか…!」

なんか、竈門くんが凄く大変そうで不憫に思えてきた

二人の間に挟まれて飛び火を受けながらも、必死に両者を抑えようと奮闘する竈門くん


この班で無事にオリエンテーション終えれる気がしない…

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  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:P | 作成日時:2021年1月6日 2時

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