検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:113,578 hit

#14 ページ14

天元「今日の仮入部希望者はこれで全員か?んじゃ、説明始めるぞ」

教卓から数人の生徒を見渡して、宇髄先生が説明を始める

天元「美術部の活動は割と自由だ。まあ自由っつっても一応それなりの規則はある

・部活動は放課後、原則十九時まで
・毎月月末にその月で行った活動報告を書類で提出する事
・基本的に校内での活動に限るが、申請を出して認められれば校外での活動も可
・仕上がった作品は必ず提出をする事

それ以外は常識の範囲内で自由にやってくれ。個人作品は勿論の事、共同制作する奴もいるし
イメージを形にするもよし、実際にある物や人物をモデルにしてもいい

但し、人物相手の時は必ず了承を得る事!

後は相談してもらえれば必要な道具や画材はこっちで用意する

最悪、実費での用意も禁止ではないがお勧めはしねぇ…金がいくらあっても足んなくなるから辞めとけ
学校に甘えれる所はとことん甘えて与えてもらえ

以上でなんか質問ある奴いるか?」

宇髄先生が先生らしくしっかりお話ししてる…
今までは一対一での会話しかしていなかったから、何だか凄く新鮮に感じる

そんな事を思いながら宇髄先生を見ていると、不意に視線がぶつかった

A「…!」

目が合った瞬間微かに私に笑顔を向けてくれ、直ぐにまた皆の方に目線を戻す

一瞬の出来事すぎて反応できなかった…
なのに、たった一瞬のその出来事が私の鼓動を速くした

何で私こんなにどきどきしてるんだろ

きっと不意打ちの笑顔に驚いてる、ただそれだけ…
それだけだよね?



天元「じゃあ早速、今日から二週間の仮入部で思うように作品を作ってもらって構わない

初心者の奴は何していいかわかんないと思うから、もし悩んだらテーマ絞るから相談に来いよー

後、校内にいる美術部員の先輩達に相談してもいいからな」

先生の話が終わり、席に座っていた生徒達がそれぞれ動きだす



私はどうしようかな…

天元「何するか決まったか?」

A「宇髄先生」

室内をきょろきょろしていたら、宇髄先生が近くに来て様子を伺ってくれた

A「まだ決まってなくて…」

天元「仮入部ん時は結構、風景画を描いたりする奴が多いかな

ここの敷地は広いし、歴史がある割に校舎や敷地内の物が綺麗だったりするからよく映えるんだ」

敷地内の風景画…

A「なるほど…では、私もそうしてみます」

宇髄先生のアドバイスで思い出した、実は行ってみたい場所があった事を

#15→←#13


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
188人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:P | 作成日時:2021年1月6日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。