116話:エキシビション ページ43
「…俺は、別に緑谷のためだけじゃないです。柳さんたちも黒いのに襲われているのが見えた…あれが収まんなかったらどのみちＢ組の負けは濃厚だった
俺は、緑谷と戦って勝ちたかったから止めました。たまたまそうなっただけで、自分の事だけで精一杯でした」
自省する心操くんに無言で近づくや否や渡した捕縛武器で軽く心操くんの首を絞める相澤先生。後方では、暴力だのPTAだのと野次が飛ぶ
「……だれもお前にそこまで求めてないよ。ここにいる皆、誰かを救えるヒーローに"なる為の"訓練を日々積んでるんだ
人の為に、そこ思いばかり先行しても人は救えない。その点で言えばお前の動きは充分及第点だった」
「……これから改めて審査に入るが、恐らく…いや十中八九、心操は2年からヒーロー科に入ってくる。お前ら中途に張り合われてんじゃないぞ」
この一言で、生徒達の間で歓声が沸き起こる。A組かB組か、そこはまた追々決めていくらしい
「んじゃ、今からエキシビションな。緑谷、麗日。立て続けだか大丈夫そうか？」
「「はい！」」
「…………いや、
大丈夫じゃないでしょうよぉぉ！？え！？なに！？あれ見せられた後に戦うの！？！？い"や"ぁぁぁぁ！！！」
「うるせぇ弱味噌が！！」
『まぁ、気分的にはもう終わってもいいよね』
苦笑しながら善逸に賛同すると、"俺はまだ満足してねぇ"と鼻息を荒らげる伊之助。勿論、やるからには全力で行かせて貰う
「なんか、鬼殺隊って俺らとテンション変わんねぇよな」
「もうちょい近寄り難いオーラかと思ったけど……雅がいるなら、納得」
『え？酷くない？』
上鳴くんにサラッと毒を吐かれた気がする。私の周りが騒がしいだけであって、普段は静かな方だし鬼殺隊だって威厳のあるはずなんだけど
「ほら、善逸！行くぞ！」
「あ"あ"ぁぁぁぁ！！！」
最終的には炭治郎にズルズルと引きずられステージに入っていく。その後ろ姿を見ても不安しかないが、なんとか頑張ってもらおう
『………じゃ、あとでね出久くん。それと絶対無理しちゃだめだよ』
「うん！分かった」
試合は試合。鋭く好戦的な視線を送り、私も炭治郎達を追いかけた
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - hさん» わぁ嬉しいです(●´▽`●)なるべく早めに更新できるよう頑張りますね！ (2020年5月17日 23時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - なのはさん» 落ちですか〜！実は、この小説を作った当初から既に落ちは自分の中で決まっております(●´▽`●)ご期待に添えるかどうかは分かりませんが、最後までご愛読頂けると嬉しいです！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます！！モチベによって更新速度が変わっちゃいますが、なるべく早めの更新を目標に頑張っていきます！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - こんなに続きが楽しみな作品初めてです！これからも楽しみにしています！ (2020年5月17日 1時) (レス) id: 0e4226bf7e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、オチは炭治郎でほしです！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2020年3月4日 18時
