115話:個性の異変 ページ42
何となく、嫌な予感がする。"個性が変だ"と出久くんが言っていたから……障害物を軽々飛び越える彼を見張るように、目が離せないでいた
そして、私の予感は……良くも悪くも的中率が高い。ぞわぁと悪寒が走ったその瞬間、彼の右腕から黒い鞭のようなものが溢れ出る
「緑谷また新技かぁ……」
「A、彼の個性は"超パワー"だって……それの延長線…なの、か？」
「な、なんか……ヤバそうなんだけど」
私以外に炭治郎達も何かを察した様子だった。知らない、見たことも無い出久くんの個性。よく目を凝らしてみれば、涙目になってる。ひょっとすると……意志と関係なく発動してるんじゃないか
「相澤くん、ブラド。止めた方がいい。おかしいぞ！」
先生方の表情も険しくなる。流石におかしいと勘づいたようだ。教師陣が迅速に対応を進め双方に中止を求めようと相澤先生がマイクのスイッチを入れた瞬間、
出久くんを傍で見ていたお茶子ちゃんが飛び出し、彼に抱きついた
＿「心操くん！！洗脳を！
デクくんを"止めてあげて"！！！」
近くにいた心操くんに洗脳を指示。すると、変声機を外し彼も叫ぶ
＿「っ……緑谷ぁ！！！
俺と、戦おうぜ！」
＿「〜〜ん"ぉ"ぉ" おう！！！」
その途端、ピタリと動きが止まった。洗脳が成功したようだが、今後の動きが読めずまた暴発する恐れもあるため相澤先生とオールマイト先生とブラド先生が様子見に向かう
・
・
「……結局、続行するのか？大丈夫なのかあれ……」
『……分かんないけど、』
出久くんが意識を取り戻した後、また試合を再開する。暴走らしき行動が吉と出たのか後半はA組のペースに持っていかれ
最終的に、A組の勝利となった
・
「えー……取り敢えず緑谷、何なんだお前」
「凄く黒いのが顕現していたが…」
「暴走していたが、技名は？」
「……僕にも、まだはっきり分からないです。力が溢れて抑えられなかった…今まで信じてたものが突然牙を向いたみたいで、僕自身すごく怖かった
でも、麗日さんと心操くんが止めてくれたおかげで、そうじゃないってすぐに気づくことが出来ました。2人ともありがとう！」
彼に纏わりついた肌が粟立つような気配は消え去り、いつも通りの出久くんに戻っていた。結局のところ謎は解明されないままだが……もう一試合残ってるけど、大丈夫かな
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - hさん» わぁ嬉しいです(●´▽`●)なるべく早めに更新できるよう頑張りますね！ (2020年5月17日 23時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - なのはさん» 落ちですか〜！実は、この小説を作った当初から既に落ちは自分の中で決まっております(●´▽`●)ご期待に添えるかどうかは分かりませんが、最後までご愛読頂けると嬉しいです！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます！！モチベによって更新速度が変わっちゃいますが、なるべく早めの更新を目標に頑張っていきます！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - こんなに続きが楽しみな作品初めてです！これからも楽しみにしています！ (2020年5月17日 1時) (レス) id: 0e4226bf7e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、オチは炭治郎でほしです！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2020年3月4日 18時
