110話:分析と見学 ページ37
意見がある程度纏まり、あの組み合わせだと4人全員で襲ってくることは無いだろうから、なるべく散らばって行動することを頭に入れておくという結論に至った
「じゃ、そろそろ始めようか」
「第1グループは位置につけ」
最初の試合は、A組は梅雨ちゃん、上鳴くん、口田くん、切島くん、そしてヒーロー科志望の心操くんだった
『インターン組が2人か……』
「どっちが勝つんやろなぁ！」
モニターの前に自然と集まり腰掛ける。お茶子ちゃんA組とB組がどう動くか予想し合いながら試合が始まるのを待つ
「エキシビションは宜しくな！というか、Aちゃんその刀本物？」
『そうだよ。勿論当てはしないけど。きっとみんな驚く新しい戦法をお見せしちゃうから！』
「え〜！怖いなぁ！」
私も私で怖いよお茶子ちゃん。君のグループメンバー凄いからね
・
・
そして始まった第1試合。A組チームは塩崎茨さんを警戒していた
なんせ、彼女の個性は敵の探索にも拘束にも向いている。1番厄介な個性持ちの生徒から片付けてしまおうという作戦らしい
……けど、それを逆手に取ったのがB組。敢えて塩崎さんを囮に使い他の3名で一気にA組メンバーに襲いかかる
「うわぁ…！あれ、やばいんとちゃう！？」
『……？でも、B組の動きが止まったよ！』
B組の宍田君の動きが突然停止した。スピーカーから聞こえたのは確かに円場君の声だったが、彼に反応した瞬間に動かなくなったのである
『……変声機とか？』
「あの口に着けてる機械がそうなのかもね。どういう仕組みなんだろ」
ブツブツと唱えノートにペンを走らせる出久くんを他所に、取り敢えず試合の様子を見守る。切島くんと口田くんが捕まり、B組の方は円場くん1人だけ
3対3と、残り人数は同じだ
「我が教え子の猛撃が遂に！！A組を打ち砕くのか！？」
「いいぞボクらのブラキン先生！」
「偏向実況やめろー！」
熱が入ったB組担任の実況が偏りすぎてA組数名がデモを起こしている。"偏向実況反対"、"ブラキン先生は平等に実況せよ"等々と書かれたカードを手に持ち何やら抗議していた
一方で第1グループの方はお互いに作戦を立て直し再度体制を整える
＿「ムム！これは……蛙吹氏が3人向かってきている！」
だが、ここで戦況が大きく変わる
「？何言ってんだ宍田……エクトプラズム先生じゃあるまいし…蛙吹は1人だろ」
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - hさん» わぁ嬉しいです(●´▽`●)なるべく早めに更新できるよう頑張りますね！ (2020年5月17日 23時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - なのはさん» 落ちですか〜！実は、この小説を作った当初から既に落ちは自分の中で決まっております(●´▽`●)ご期待に添えるかどうかは分かりませんが、最後までご愛読頂けると嬉しいです！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます！！モチベによって更新速度が変わっちゃいますが、なるべく早めの更新を目標に頑張っていきます！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - こんなに続きが楽しみな作品初めてです！これからも楽しみにしています！ (2020年5月17日 1時) (レス) id: 0e4226bf7e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、オチは炭治郎でほしです！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2020年3月4日 18時
