リベンジ ページ30
A「え？
今、何て？」
信じられなくて
もう一度尋ねると
紫耀「今年の夏祭り、一緒に行こ？
二年前のリベンジしたい。」
単純に嬉しくて
A「い、いいの？
私と一緒に、
行ってくれるの？」
「うん」と頷いた紫耀君に
満面の笑みで
A「ありがとう！！」
とお礼を言う。
夏祭りまで
後二週間あまり…。
不安は多少あるけど
それ以上に
ワクワクして
今から楽しみで仕方がない。
紫耀君の仕事終わりに
合流する事になって
もしかしたら
仕事で遅くなるかもしれないけど
今度はちゃんと
待っててほしいって
そう言われたから
A「約束する！
私、待ってるから…。
ちゃんと来てほしい」
って言ったら
紫耀君
力強く頷いてくれた。
私…決めたよ。
夏祭りの日
全て打ち明けよう。
私の思いも
伝えられたら
それだけでいい…。
二年前
伝えられなかった想いを
伝えるんだ。
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作者名：まる | 作成日時：2019年7月13日 0時
