番外編 ページ45
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「なに」
「や、千尋A」
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記録ーーー2017年1月 静岡
低級呪霊数百体を窓が視認
攻撃性はなく廃ビルを起点とした半径100m範囲内を徘徊するが
呪霊には一貫して特定の術師の残穢を確認
異常事態のため特級術師を派遣
全呪霊を祓除後 呪詛師と思われる少女を拘束
呪術界の脅威として完全秘匿による死刑を宣告した
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「なんか用？」
「まずいらっしゃいませ〜じゃないの？」
「あ？」
買うモン買ったらさっさと出てけよこのクソ白髪。
と悪態をつくのは、何を隠そう。
青いストライプの制服に身を包んだ幼き藍色の少女、千尋Aだった。
「いやー、釈放された途端消えるんだもん。僕結構焦っちゃった」
「アンタが勝手に拉致ったんでしょ」
「あんなに『助けて〜』って可愛い顔して僕に縋りついたクセに」
「助けてなんて言ってない。頭の色だけじゃなくて脳みそまですっからかんなワケ？」
190�僂呂△訥洪箸涼砲�大量のスイーツをカゴいっぱいに詰め込んでAのレジに置いた。
この男は先日、Aの名付けた物の怪たちを木っ端微塵にしといて、そのまま少女を搔っ攫った極悪非道の変態野郎だった。
てか何なのその目隠し包帯。中二病引きずってんの？キショインダケド。とAは綺麗な顔に似つかわない暴言を吐き捨てる。
「中学生はアルバイト禁止でしょ？なんでコンビニで働いてんの。しかも深夜に。
あ、もしかして年齢偽証してんの？ウケる」
「うっざ」
「あとその傷、どうしたの」
「14,500円になりまーす」
「10,000円盛ってるよね？」
「チップ置いてけロリコンオヤジ。あとあのヒゲのオッサンにも来んなって言っといて」
「も？」
「アンタ も のもだよ！！」
呪詛師の容疑をかけられた少女は呪術との関係を否認
呪術について全くの無知であったため
呪術高専で預かることを条件に執行猶予が与えられた
「でもさー、僕君の監視役なわけ。分かる？」
「いつまで居んの、仕事の邪魔」
「僕も暇じゃないんだよね。だからさ、バイト辞めて僕のところおいでよ」
「警察に突き出してやる」
「はは。そしたら君も詐欺でお縄だね」
「チッ」
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早瀬モモコ(プロフ) - リリリンゴさん» リリリンゴさんコメントありがとうございます！とても励みになります！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2021年10月16日 21時) (
レス) id: 8442258d5b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年10月13日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
リリリンゴ - シリーズ最初から読みました！面白いです！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年10月13日 2時) (レス) @page6 id: 5191a43a7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：早瀬モモコ | 作成日時：2021年10月12日 1時
