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「おぉ、松本、珍しいな」
「こんにちわ、翔さん」
「えっ？お前犬とか飼ってたっけ？」
「最近飼い始めたんです。それで散歩に」
「そっかぁ。和也、ほら、犬、わんわんだよ」
興味津々って感じの和君が、Aに手を伸ばした。
Aはペロッと和君のかわいい手を舐めた。
「あっ、すいません」
そう謝りかけたとき、和君が
「わんわ、いいこねー」
と言いながらAの頭を撫でた。
「ふは。和也、お前んちの犬気に入ったみたい」
「あ・・はい。ありがとうございます。和君、Aだよ。このわんわんの名前、Aって言うんだ」
「わんわ♪」
するとAが返事をするように鳴いた。
「和也、Aちゃんだよ」
「いいんです、翔さん。Aも気に入ったみたいだし」
「そっか？悪いな」
Aと和君は気が合ったのか、すぐ仲良くなって、一緒に遊ぶようになった。
Aのしっぽを和君が掴もうとしてAが逃げる。
それをまた和君が追いかける。
途中和君がこけると、Aがすぐに和君の傍に駆け寄って
和君は起き上がるとAを捕まえて嬉しそうに笑う。
Aはそんな和君のほっぺをペロッと舐めた。
それを見てた翔さんが
「すげぇ。和也が泣かなかった。Aちゃんすげぇ」
「え？」
「和也まだよく転ぶんだよ。で、転んだらすぐ泣いてたの。なのに今見た？泣かないどころか自分で起き上がって最後笑ってたよ。Aちゃんまじすげぇよ」
翔さんにAを褒められると、まるで自分も褒められてるような気がして、嬉しくて、誇らしかった。
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ちな(プロフ) - ayaさん» ayaさん、コメントありがとうございます。とても嬉しいです！期待に沿えるかわかりませんが、がんばりますので、これからもよろしくお願いします。 (2019年4月6日 7時) (
レス) id: 39df0fabf1 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - ちなさん、こんにちは！初コメです。まだ始まったばかりのこのお話ですが、ワクワクしながら読ませて頂きました。私もＪに飼われたい！続きも楽しみにしてますね^^ (2019年4月1日 12時) (レス) id: 09a0cb5a29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちな | 作成日時：2019年4月1日 0時
