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「 8月6日、土曜日、お空が笑ってるよ
昨日は廉くんと
二人で過ごした日
紫耀くんのことは
すんごく気になるし
寂しいけれど、
廉くんのおかげで
少しは気持ち楽だったな
廉くんが私のこと
どう思ってくれてるのかわからない
でも昨日の
"すきだ"は、
確かに告白のようだった気もする
でも気がするだけ…
もし本当なら
きっかけは、？
いつから、？
彩ちゃんのことは、？
疑問に思うことがたくさんあるんだもん
もし、廉くんが
誰かを忘れるために
また別の誰かと恋をしよう
そう思ってるとして、
その別の誰かが私。
それでもいいのかな、？
いいんだよね、、
もう誰の幸せを願うとか
誰かに思ってもらうとか
今のぐちゃぐちゃな頭じゃ
何も考えられない
でもはっきりしているのは
私は紫耀くんにも
廉くんにも
ドキドキしちゃうし、
このままそばにいてほしいとも
そばにいたいとも思う。
それが恋かどうかは別として
このまま彼らと夏を過ごせば
5歳のときの感情が
必ずと言っていいほど
あらわれる。
でも、消えるかもしれない。
どうなるかは全くわからないけど、
思いだけは伝えたいなって。
これ以上、
誰かが自分の気持ちに嘘ついて
生活しなくても良くなりますように…
はあ、
今日は学校がないし、
三人にあう口実がない
会いたいな
会いたいよ、
そう思ったときに
すぐにあいに行ける関係だったら
よかったのにな。
」
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作者名：嶺花 | 作成日時：2020年6月21日 13時
