刀で刺されたらなんか鬼殺隊に入る流れになった。

２３話 ページ24

鬼「オイオイ、女が来てるぜ！」

鬼「うまそうだなぁ！！」

鬼「俺が食う！！」


しばらく走ると鬼と遭遇した

三人か…

私は刀を抜いて構える。

私が構えた瞬間鬼が同時に襲ってきた


＿＿全集中・命の呼吸＿＿＿

　 ＿＿＿＿弐ノ型 命の乱舞＿＿＿＿＿



鬼「ぐああぁ！！」

鬼「なんだよコレ！？」

鬼「ぅグぅ！？」


鬼達が襲ってきたときに私は命の呼吸で首を切る

首を切った瞬間鬼達はボロボロと崩れた


『(よかった！！成長してる！)』


修業中私は鬼と戦ったことがなく

今日が初めてだった


『(でも、この鬼は元は人間なんだよね……)』


そう考えると罪悪感が出てくる

この鬼は元人間で、でも記憶がなくて……

そう考えていると


「うわァァァ」


『！？』


叫び声……！

私はとっさに足を進めた。

叫び声が聞こえた方に走っていると

男の子がこっちに走ってくる


『どうしたの！？』


「異魚形の鬼がいたんだ…！！
　５０人程食ったと言っていたんだ！
　お前も逃げた方がいい！！」


『５０人！？』


山根元さんに聞いたことがある

鬼の強さは食べた人の人数で決まると。

でも、なんで…


『そんな鬼がいるのになんで逃げれてこれたの？』


「狐の面をつけたやつが助けてくれたんだよ！
　そいつが今やられている間に逃げてきたんだ！
　早く逃げないと……」


『なんで逃げてきた！！』


「ひっ！」


『その狐の面の子が君を命がけで助けてくれたんじゃんか！
　なら、君も命をかけて相手を助けなきゃ！！』


気づいたらそう怒鳴っていた

男の子はおびえたように座り込んで震えている


『ッ！』


私は男の子が逃げてきた方に走った



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