刀で刺されたらなんか鬼殺隊に入る流れになった。

１話 ページ1

「A〜！早く帰ろ―！」


『うん、ちょっと待ってー！』


私以外いなくなった教室で親友の神木有紗(かみき ありさ)が

手を振ってこっちに走ってきている


『ごめん有紗。今日日直でさ…もう終わったから帰ろっか』

有「いいよいいよー、行こ！」

『うん！』


有紗とは小学生のころから仲良くなって中学生になっても

仲良く一緒に帰っていた

今日も同じように帰っていて


『＿＿＿＿でさー、
　最近駅の近くにおいしいって人気のカフェができたんだって』


有「え！行く行く！今度一緒に行こうね」


『おっけー』


こんな感じでいつのどうりの会話をして

いつもと同じ道で帰っていたのに

今日は何時のと違うことが起きてしまった


「キャーーーーー！」

「ひっ…やめてくれぇ…！」


私達が歩いてる道の少し先の曲がり角から

いろんな人たちの悲鳴が聞こえてくる


『…？』


有「どーしたのかな」


私と有紗が立ち止まって様子をうかがっていると

角から人が走って出てきた。

その人は女性で泣きながら走っている

そのあとにフードをかぶった男の人が出てくる


『あの…！？』


声をかけようとしたとき男の人が持っている物に驚いた

大きな刀の様なもの。

女の人は助けを求めるようにこちらを見てから

追いつかれて、刀で刺されてしまった

きっと、

さっきの悲鳴はこの人が刀で人を傷つけていたからだ…

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