◎譲りたくないもの 続き ページ8
【You side】
「A、ついてるぞ。」
『あっ、義勇さん!ありがとうございます!』
私についたクリームを綺麗で男らしい手で取り、口に運ぶ彼。
義勇さんがいきなり現れたことに驚いたが、それ以上にクリームを口に運んだことが驚いた。
うーん、美丈夫が指を舐める姿はすごく画になるなぁ。
義勇「甘いな...ごちそうさま。」
ごちそうさまとは言ったものの、彼は私の隣の席に座り込んだ。でも今は炭治郎と甘味処デート中。付き合ってはないけどね。
あっ、ほら。炭治郎の額にシワが寄ってる(笑)
炭治郎「義勇さん!!任務はもうないんですか!ってか俺とAは2人で甘味処を楽しんでいたのですが!!」
うわぁ、炭治郎めっちゃ素直。義勇さん柱なのに、目上の人にも思ったこと口にできちゃう系の人だなぁ。
義勇「今日はもう任務はない。俺もAと一緒にいたいと思ってたところだ。お前はそろそろ妹の元に帰ったらどうだ?」
あ、義勇さんも負けずに言い返すんですねわかります。
『炭治郎、義勇さん!私たち3人で楽しくワイワイしようって言うのはどうでしょう!』
「「却下」」
え、そんなに即否定されてもどうしろと?
2人とも私と遊びたいよーって感じのやつか。
嗚呼、あれか。私が分身すればいいのか。
...いや、無理だろて。
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2019年6月26日 0時