検索窓
今日:2 hit、昨日:18 hit、合計:910,708 hit

◎くすり 続き ページ21

【You side】







「息子が、息子が消えてしまったんです...!町で捜したりしたのですが、見つからなくて!」






町に着いたのは日が落ちる少し前。



消えた子どものお母さんが泣きながら私たちに訴えかける。






炭治郎「俺達が必ず息子さんを捜し出します!
消えたのは家でですか?」





「ええ、朝見た時には居なくなっていたので夜の間に消えたのかと...!あ、あと書き置きが...」





『炭治郎、これ...』






”次強面ノ爺所、三尺ノ童子”






炭治郎「嗚呼、次は強面のオヤジさんのところの子どもだろうか。三尺の童子...って何だ?」





三尺の童子(さんせきのどうじ)、7歳から8歳の子どものことだね。奥さん、7,8歳の子を持つ強面のおじさんを知りませんか?』





「あ!それなら北側にあるダンキチ爺さんの事かしら...。」







━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━




アオイさんから貰った飲み物を飲む炭治郎を横目に、小瓶の薬を服用し水を飲む。






『炭治郎、その中身何?お茶?』






炭治郎「何かはわからないが、元気が出る飲み物だそうだ。ちょっと甘めの不思議な味だよ。飲むか?」






ボトルを私に渡そうとしてくれる炭治郎。無意識に炭治郎の口元を見てしまったのは不可抗力だと思う。






『んーん、お薬飲んじゃったし大丈夫。



あ、彼処の家かな?日が落ちているから鬼がいてもおかしくないし、走ろっか。』






炭治郎「嗚呼!」






2人とも息は切れておらず、屋敷の門まで来ると炭治郎が私の前に手を出す。






『?たんじろ...』





炭治郎「血の匂いがする。しかも新しい...。鬼がいるのかもしれないから用心して行こう。」





『うん。』

◎くすり 続き→←◎くすり【竈門炭治郎】※



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (452 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
903人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

星乃 - 伊之助で激甘でツンデレでお願いします!えちえちも多めでお願いします。 (2022年8月26日 13時) (レス) @page1 id: 4f40691f9e (このIDを非表示/違反報告)
赤猫さん。 - リクエストです!錆兎で激甘、デレデレで嫉妬と言う感じのシチュ(?)で長編お願いします! (2020年6月27日 15時) (レス) id: 8f1de045bc (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - 激甘で後は、ヤンデレでお願いします。 (2020年4月9日 19時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
時雨冬樹 - リクエストです!錆兎と義勇の激甘お願いします! (2020年2月23日 21時) (レス) id: 3086d4e962 (このIDを非表示/違反報告)
星那 - リクエスト失礼します!錆兎と富岡で激甘のヤンデレ、お願いしたいです...。他の詳しい設定などはお任せします! (2020年1月27日 21時) (レス) id: d8d0efb8dd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku  
作成日時:2019年6月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。