◎助けるのは 続き ページ19
【You side】
『解放してもこの子達は動けないから、竹林の外まで出してあげてちょうだい。』
「それくらいお安い御用だ。ほら、お前らァ!ここの女どもを竹林の外に連れてってやれ!!」
この鬼から分身のようなものが出て、女隊員たちの縄を解き、外へ運び出した。これがこの鬼の血鬼術かしら。
運ばれる女隊員を横目に、私は手枷をつけられ、壁に拘束される。でも、まあ大丈夫だろう。
鬼「いい眺めだな!柱のお嬢ちゃん?今度はこっちが言うことを聞かす番だ!」
「ほォ?確かにいい眺めだなァ!」
その声が屋敷に響くとともに私の目の前にいた鬼の頸はコロンと地面に転がる。
「まったく、こんなのに手こずってどうする。心配するこちらの身にもなれ。そもそもお前は、」
あー、ネチネチが始まるわね。
『小芭内、実弥。ありがとう。来てくれるって信じてたわ。』
実弥「あァ。んで、何があったんだァ?Aはそんな弱い鬼に捕まる玉じゃねェだろォ?」
事情を説明すると2人は納得したようだ。
不死川「たく、いくら隊員を助けるためだからって自己犠牲かァ?危ないことしやがってよォ。」
小芭内「お館様に報告だからな。」
実弥に髪を乱暴に撫でられ、小芭内に手を壁から降ろしてもらった。手枷はついたままだけど。
『ねえ、手枷は取ってくれないの?』
小芭内「そのままでいいと思うが。」
実弥「その方が唆られるしなァ!つーか、俺が運べば問題ねェだろ?」
ひょいと実弥に抱きかかえられると、2人は走り出した。
『(もうこうなったら何を言っても無駄ね)
ありがとう、2人とも。』
この後、お館様にもっと自分を大切にしてほしいとご注意を受けた。
[ 助けるのは ]
(年上で美人なのに一々可愛い)
(庇護欲がかられるっつーかなァ)
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美桜さんリクありがとうございました!
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星乃 - 伊之助で激甘でツンデレでお願いします!えちえちも多めでお願いします。 (2022年8月26日 13時) (レス) @page1 id: 4f40691f9e (このIDを非表示/違反報告)
赤猫さん。 - リクエストです!錆兎で激甘、デレデレで嫉妬と言う感じのシチュ(?)で長編お願いします! (2020年6月27日 15時) (レス) id: 8f1de045bc (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - 激甘で後は、ヤンデレでお願いします。 (2020年4月9日 19時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
時雨冬樹 - リクエストです!錆兎と義勇の激甘お願いします! (2020年2月23日 21時) (レス) id: 3086d4e962 (このIDを非表示/違反報告)
星那 - リクエスト失礼します!錆兎と富岡で激甘のヤンデレ、お願いしたいです...。他の詳しい設定などはお任せします! (2020年1月27日 21時) (レス) id: d8d0efb8dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2019年6月26日 0時