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55 和 ページ10

錆兎は義勇さんと同じ時期に最終選別を受けた

そして 錆兎は優しいから みんなを助け

ほぼ全部の鬼を倒し

異形の鬼に殺されてしまった

刀に負荷がかかりすぎたせいで折れたらしい


義勇さんとは何度か話す機会があった

と言うよりも静かで誠実な義勇さんとは気があった

そのため義勇さんは

それとなく私をいつも気にしてくれていた

その時に 錆兎のことも聞いたんだ


義勇さんは錆兎のことがあったせいで

自分は水柱になっていい人間ではないと

ずっと思っている

義勇さんはすごいのに自分を低く見ている と思う







真菰の動きは速かった

私の動きは真菰の受け売りでもあった

体の小ささを活かした素早さ

でも 力がないことに自分を憎んだ


私も きっと真菰も


そして しのぶさんも


そんなことを考えながら

真菰の刀を両手で握り素振りをする

真菰の刀からは懐かしい匂いがする

鱗滝さんに貰ったであろう刀

沢山の思いがある

私にもあんな風に素早くできるだろうか


真菰のように


錆兎のように


義勇さんのように



ヒュィィィ と息を吸う

呼吸音がいつもとは違った


──雪の呼吸 陸ノ型 (なぎ)ノ銀世界──


"和"


"凪"


義勇さんの型の様な静かな斬撃


敵の斬撃を斬り落とす 静寂の凪


それと似た型を生み出すことができていた



私の呼吸は一人で頸を落とすことへは向かない

でも誰かと行動していても向かないんだ


肆ノ型 飛雪千里 は鬼にも効果的

あの時 上弦の参はあまり表情に出さなかったが

動揺の匂いがした

あの時は一瞬で

煉獄さんの奥義ですぐに空気は元に戻ったけど

上弦の鬼にも通用しないわけでは

ないということがわかった


でもあれいつもより威力増してたからな

少し振り方変えたし 結構しんどかった


だからといって周りに人がいれば それは害となる

もっと狭い範囲に絞れたらいいんだけど

鬼も動いている

そんなことはできない


でも 私はもう慣れているから

私が周りを守ればいいんじゃないか


そんな風に考えていた



この型ならそれができるかもしれない



…でもこの型結構しんどいな









──────


新しい型が出てきましたね!

というかできましたね!

また追加設定で報告します(* 'ᵕ' )

56 雪は照らされる→←54 未知の能力



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作者名:癒姫 | 作成日時:2019年8月13日 11時

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