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119 天使と天使 ページ26

落ち着き 炭治郎も食事を取り始める

禰夜は蜜璃の食事が終わるのを

待っていたようだった


「凄いですね!」


炭治郎は机に山積みになっている

大量のから皿を見てそう言った


「そうかな?今日はそんなに食べてないけど」


蜜璃はそう言うが 誰が見ても

"そんなに"の量ではない


「俺もいっぱい食べて強くなります!!」


『体はもう万全?』


「ああ!禰夜こそ大丈夫か」


『完治もしたよ

もうしのぶさんたちに何も言われなくて済む』


「そうか!良かった」


少し落ち着いた様子で話す禰夜と炭治郎


「あっ そうだ」


と 何かを思い出したように炭治郎が口を開いた


「甘露寺さんが温泉で会ったのは

不死川玄弥という俺の同期でしたよ」


あの傷だらけの顔といい

性格似てそうだな 不死川さんと


「えっ!!そうだったの〜…

不死川さんの弟さんでしょ?

でも不死川さん弟いないって言ってたの

仲悪いのかしら 切ないわね」


蜜璃さんは眉を下げて困ったようにそう言った


「そうなんですか…… どうしてだろう」


『案外、不死川さんの

照れ隠しだったりするかもしれないな』


「えっ どうしてそう思うの?」


蜜璃さんが驚いたように私の顔を見た


『気性荒くて怖いけど

たまに優しいところあるから』


「そうね そうよね 私もそう思うわ!」


蜜璃さんは納得したように うんうん!と頷いた


「私のうちは五人姉弟だけど仲良しだから

よくわからなくて不死川兄弟怖って思ったわ〜」


蜜璃さんの姉弟 可愛いんだろうな


「玄弥まだ来ないですね

本人と少しでも話せるといいんですが」


いつの間にか蜜璃さんは

かわいいわね〜 と言いながら

畳に寝転がる禰豆子とじゃれていた

…二人とも天使じゃないか


「あの子 来ないみたいよ」


『全然食事しないって里の人が話してたよ』


「何か持ってきてるのかしら」


相変わらず蜜璃さんは禰豆子を撫でながら

心配そうにしている

禰豆子が懐いたようで嬉しい


「…大丈夫かな 後で握り飯でも持っていこう」


「そうね!そうしましょう」


笑顔で賛同する蜜璃さんに

禰豆子はぎゅーと抱きついていた

かわいい…

妹が可愛すぎるぞ

蜜璃さんも可愛すぎる

うん








→(禰夜sideでした)

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作者名:癒姫 | 作成日時:2019年8月24日 12時

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