5話 ページ7
今日は柱合会議...
実弥さんと一緒に産屋敷へ向かう。
不「今日言うんかァ?」
『そのつもりです。』
不「そうかィ。」
実弥さんはそれ以上何も聞いてこなかった。私が柱をぬけることに対し、反対の声も上がるかもしれない...でも、私が柱として鬼殺隊に残るとしても短い命。
「「御館様の御成です。」」
御館様は次期当主であった産屋敷輝利哉様。
まだ子供でありながら立派に当主を務めてらっしゃる。
「実弥さん、Aさん見回りの報告を。」
不「三日前、俺とAで見回りをしていた時に鬼と遭遇しました。幸い弱い鬼だったので倒すことが出来ました。」
『鬼を倒したこともそうですが、問題は鬼舞辻無惨を倒したにもかかわらず鬼がいたことですよね。無惨が死ぬ間際に言っていたのですが、俺を倒せば全ての鬼が消えると。』
「なるほど、ということは無惨以外にも強い鬼がいてその鬼が鬼を増やしてると二人は考えているんですね?」
不「はい、おっしゃる通りです。」
それ以外に考えられないけど...そんなこと考えたくもないけど、鬼がまた出てきた以上ほっとくわけには行かない。
このタイミングでぬけるのも勇気がいるよね...
ほかの柱の報告が終わり柱合会議が終盤にさしかかった頃...
「他になにかある人はいますか?」
『すみません、よろしいですか?』
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年8月2日 17時