13話 ページ15
先にお風呂をいただき実弥さんの部屋を訪ねると実弥さんは寝ていた。
いや、お風呂...はいってないのに寝てらっしゃる。
『さ、実弥さん?お風呂空きましたよ?』
不「あァ。寝ちまってたかァ。A風邪ひくといけねぇから布団入ってろォ。」
『はい。』
実弥さん心配症だな...私を思って言ってくれてるしちゃんと言う通りにしてよう...私、体弱いし。
あ、そうだ。助産師の資格の勉強でもしようかな...布団に潜り本を開く。
ここはよく試験に出るのか...難しいよねこの辺...
不「勉強中だったかァ。」
『実弥さんもう上がったんですか?』
不「あァ。難しそうだなァ。」
『簡単では無いですね。私、合格できるかな...』
不「あァ?合格できるかなじゃなくてすんだろォが!」
『ふふ、そうですね。』
あと二ヶ月もすれば試験だし、頑張らないと...
不「そろそろ寝るかァ。」
『はい、寝ましょう。あ、そうだ。実弥さん一緒に寝てもいいですか?』
不「は?」
『最近、怖い夢見ちゃって寝るの怖いんですよね...』
不「...落ち着け俺ェ。」
ん?なんか実弥さんブツブツ言ってるんだけど、ダメなのかな?
無防備とか抑えろとかなんか言ってる。
『ダメですか?』
不「...来いよォ。」
『ありがとうございます!』
実弥さんのお布団に潜り込んだ。
68人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年8月2日 17時