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21 機能回復訓練 ページ23

次の日 訓練場にて

4人は集まっていた

「善逸さんは今日から参加なので

ご説明させていただきますね」

アオイがキリッと説明を始める

「まずはあちら

寝たきりで硬くなった体をあの子たちがほぐします」

そこには きよ、なほ、すみ がいた

「それから反射訓練」

そこには机の上に湯飲みが何個か置かれており

カナヲが座っていた


「湯飲みの中には薬湯が入っています

お互いに薬湯をかけ合うのですが

湯飲みを持ち上げる前に相手から湯飲みを

押さえられた場合は湯飲みを動かせません」


「最後は全身訓練です

端的に言えば鬼ごっこですね

私アオイとあちらのカナヲが相手です

今日からは禰夜さんにも

こちら側に入ってもらいます」

その言葉を聞いた瞬間

ビクッと体を震わせたのは 炭治郎と伊之助だった

そして ズーンとがっくり首を落とした


「すみません ちょっといいですか?」


死んだ顔をして言ったのは善逸だった


「? 何かわからないことでも?」

「いやちょっと 来い 二人共」


そう言って善逸は立ち上がった


「?」


「行かねーヨ」


「いいから 来いって言ってんだろうがァァァ!!」


激怒していた


『…うるさい』


無表情のままでもわかるほど嫌な顔をして

禰夜は小さく呟いた


「「!?」」


「来い コラァ!!クソ共が!!ゴミ共が!!」


そう言って善逸は

ズルズルと2人を引きずって行ってしまった


取り残された禰夜とアオイたちは

禰夜が動き出したことから先に始めていた

だが 外から聞こえる声に

女子群は顔を歪めながら



静かな訓練場

全身を揉みほぐすのには激痛が走るらしいが

禰夜は一言も発さなかった


「あーっ!禰夜さん

また鬼狩り行ってたんですか!?

大人しくしててくださいって

何度言えばわかるんですか!

しのぶ様に怒られますよ!」


体を揉みほぐしていたアオイは

手を見て気づいたのか怒られ


『鬼はいつ出てもおかしくない

いつ誰かを喰べているかわからない』


「だからといってですね!

万全の状態でないまま行かないでください!

あなた死にますよ!?」


『死んだら死んだでその時だよ』


「そんなこと言わないでください!」


と 口論を続けていると

外も静かになり

やる気に満ち溢れた善逸と伊之助が帰ってきた


炭治郎はやる気は出てない様子であったが…

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作者名:癒姫 | 作成日時:2019年8月2日 3時

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