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蒼空翔「陸拾参です・・・。」 ページ24

--------------蒼空翔




桜田「・・・蒼空翔、鬼が父さん達を殺した日のこと覚えてる?」

蒼空翔「・・・忘れたことがありません。」



蒼空翔「あの日は気味が悪いほど月が綺麗でした。」





-------



・・・真夜中、戸を叩く音がしました。


蒼空翔『こんな夜中に一体誰が・・・。』



・・・・戸越しでも気が付きました。


鬼です。


それもまたとんでもなく強い。


戸を叩く音は鳴りやみません。


あまりにも私が戸を開けないものだから空唆様と空莉様が

部屋から出てきました。



・・・日輪刀を持って。



空唆『・・・おい鬼、なんの用だ。』



?『夜分遅くに申し訳ありませ〜ん!桜田家のは御家はこちらですかぁー?』



空莉『お前は字が読めないのか。『桜田』と表札に書いてるだろ。』



?『いやいやぁ、字ィ読めないヤツなんて山ほどいますよ〜!』



?『ボクは読めますけどぉ〜!』



その時空唆様が私に小声で言いました。


「俺の部屋のたんすに隠れろ」と。



私は震えながら頷きました。









?『ボクがここに来た理由はぁ、とある少女を探しているのです!』









蒼空翔『―――――え?』








思わず声を出してしまいました。







?『あれれぇー?今若い子の声がしたなぁー!』




?『まっ!気配で気付いてましたけどっ!!』





汗が止まりませんでした。



?『ねぇねぇ〜、そろそろ開けてくれませぇ〜ん?』



空唆『何故少女を探す。』




?『・・・それアンタに関係あります?・・・いや、一応あるか、親だしな。』




?『開けてくれたら教えてあげますよっ??』


?『ボク噓ついたことないんですっ!ほんとですよぉ〜?』



空莉『信じるわけないよ。君からは悪臭がする。
  どれだけの人を騙して喰ったんだ。』



?『・・・ほんとだってつッてんだろうがよ。俺ァ噓は嫌いなんだよ。
  嘘はこの世で一番汚れてやがらァ・・・っとご免なさぁい!
  ついつい昔のクセがっ!』



空莉『気味の悪い奴だな・・。』


空唆『今日は少女はいない。帰れ。』


?『エッ?居ないんですかぁ?まっ!わかってましたけどっ!!』


?『じゃあ答えてくださいっ!少女を探しに来た理由っ!
  一、「殺すため」!二、「殺すため」!三、「殺すため」ッ!!』

?『さてどれでしょうっ!』





?『せーかいは、・・・・・・、





  ――――――四の、「殺すため」、でした。』





 

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- 桔梗さん» ひゃっふぅ。(^-^ (2017年10月25日 22時) (レス) id: bc9c1dd6c2 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - お疲れ様 (2017年10月21日 17時) (レス) id: 99f9ade5b5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ヨモギさん» 有難うございます!(●´ω`●) (2017年10月15日 23時) (レス) id: c21cec3906 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ(プロフ) - 仁さん» 1章も昼間見てました!良かったですね、 (2017年10月15日 23時) (レス) id: 96e96e60af (このIDを非表示/違反報告)
- ヨモギさん» 読みましたよ〜。憧れの仁さんて 笑 有難う嬉しかったです(^-^) (2017年10月15日 21時) (レス) id: bc9c1dd6c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年8月21日 20時

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