鬼滅の刃、短編集です！

深い接吻をしないと出れない部屋！　冨岡義勇 ﾘｸ　(甘々注意！) ページ35

冨岡義勇が大好きな人 様からのリクエストです！

ありがとうございます！

*二人は恋仲です


########################


Aside




『……ここ、どこ？』


事の発端は血鬼術かな

いや、でも……頚は斬ったはず

う〜ん………あれ？

あそこに何かある？

何、あれ……人？

あの、羽織は………ぎっ、義勇さん！？


『義勇さーん！？起きてっ！！』


「んっ…？……ここは…？」


『どこでしょうか…私にも分かりません』


「そうか……」


何か、脱出の手がかりでも…


「……………水の呼吸、肆ノk」


『ストーーーップ！？』


「！？なっ、何だ！？」


『何だ！？、じゃなくて！ご丁寧に“壁は壊せません”って書いてありますよ！？』


「………そうか」


危ない………

義勇さん、怖いよ……

あっ、何かある


『紙があります！』


「本当か？」


何か書いてある…？


『…？』


「？」


『この紙には、“深い接吻をしないと出れない部屋”……と書いてあります』


「…………はっ？」


んー。正解の反応ですね！

接吻すらしたことないのに…

…ってかそもそも、

深い接吻、って…何？

義勇さん、知ってるのかな？


「おい…A、こっち向け」


『はっ、はいっ………んむっ』


気がついたら…義勇さんの均整な顔が目の前に！？


『っ////』


「んっ………」ﾁｭｯ


恥ずっ///いや、これは普通の接吻ですよ！？

深い接吻って…何？

私、死んじゃう…？？


「今のでは、扉は出ないのか…」


『…そうですね！』


相変わらず、無表情で！


『深い接吻ってなんなんですかね？…っ！？』


またっ。接吻っ…！？


「ん…は、A、口を開けろ」


『はっ…い』


何をする、つもりで……？


ﾇﾙｯ


『ふぁっ////』


っ…義勇さんの、舌がっ///

こ、れが…深い接吻っ……？


ﾁｭｯ…ｸﾁｭﾘ…


『んっ、……はっ///』


「……ん、…」


ﾁｭｯ


名残惜しそうな、義勇さん

キラキラとした糸が二人の口を繋ぎ………やがて、切れた


『……っ////』


んんっ////恥ずかしいっ///


「A」


『はい！？』


「……我慢できない」ﾄﾞｻｯ


『……え、せめてっ、屋敷まで』


「………わかった」ﾋｮｲ


…え？

義勇さんにお姫様抱っこー！？


「俺が運んでいく…その方が速い」


『いや、そうですけどっ』


ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ……




その後、

義勇さんの屋敷で初夜を迎えたことは言うまでもない…

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