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鋼鐵塚side
Aの刀を数年ぶり?くらいに見せてもらったが…
本当に使っているのか?、と疑うくらいに…きれいだった
それだけ大切に使っているんだな…と少し嬉しくなった
『では、また会いましょう!鋼鐵塚さん!』
「あぁ、またな」
Aが帰った後…
トントントン
「鋼鐵塚さーん?いますかー?」
ガラッ
「…なんだ、鉄穴森」
“みたらし団子を持って”
「さっき、Aさん来たらしいじゃないですか」
「なぜ、知ってるんだ?」
「ここまで道案内したのは、私ですよ?」
そうなのか…
そりゃ、誰かに道案内してもらわねぇとな…
「で、Aさんはどうでしたか?」
どう、って…
「…刀を大事にしてくれていた」
「そうですか…で?」
「…刀は体の一部だ、と言っていた」
「ほぉ…で?」
しつこいな…
「また俺に会いに来い、と俺が言った」
「なるほど…………って、えぇ!?あれだけ女性には興味の欠片も持たなかった鋼鐵塚さんが!?」
確かに、興味の欠片もねぇけどよ…
「悪りぃか!?…別にいいだろ、刀を大事にしてる者同士だしよ」
「それで惚れた、と」
「あぁん!?そんなこと!言ってねぇじゃねぇか!!」
なんだコイツ…急によ
「へぇ〜?本当ですかねぇ〜?でも、Aさん美人だから、すぐ取られちゃうかもですよぉ〜? ニヤニヤ」
「はぁ!?それは許せねぇ!」
「やっぱり、惚れてるんじゃないですかぁ〜!」
「惚れてねぇ!!」
「惚れてるんですよ」
「惚れてねぇってば!!!しつけぇな!!」
そんな掛け合いを何度か続けた後…
「はぁ……じゃあ、まぁ、せいぜい頑張ってくださいねー、では」
「頑張ることなんてねぇ!!早く帰れぇ!!」
……やっと、落ち着いた…
…俺は、Aのこと、好きなのか…?
俺には好きとかそういうのは…よく分からんな
でも、あいつは…Aは、いいやつだと思う
「だぁー!!この気持ち、何なんだよー!!!」
……また、会いてぇな…A
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シグ - 時雨羅さん» 分かりますぅぅぅぅぅ((めちゃくちゃかっこいいですよね! (2020年5月12日 21時) (レス) id: b759b643e6 (このIDを非表示/違反報告)
時雨羅 - 私はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ正真正銘ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ蛍様推しでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇす。 (2020年5月12日 17時) (レス) id: 3904cc9db9 (このIDを非表示/違反報告)
シグ - 四葉さん» だいぶお待たせしちゃってすみません;;結構頑張りました!ありがとうございますー!! (2020年4月27日 1時) (レス) id: b759b643e6 (このIDを非表示/違反報告)
四葉 - 最高すぎますって!良さのこさいさいですよ (2020年4月27日 1時) (レス) id: 02ae8884c7 (このIDを非表示/違反報告)
シグ - おかげさまで、続編移行しました!ありがとうございます!! 今あるリクエストは続編で書きます!そして、新しいリクエストも続編で承ります!これからも、よろしくお願いします!! (2020年4月27日 0時) (レス) id: b759b643e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨*Shigure* | 作成日時:2020年1月14日 18時