鬼滅の刃、短編集です！

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Aside




「……ぃ、……きろ……おい、起きろ」


はっ、寝てた！？

最近、寝てないからな…


『すみません！』


「？別に構わない。で、刀のことだが…」


あ、今になって思いだした

師範の言葉……


「刀への愛情がもんのすげぇから…刀折ったり、傷つけたりしないようになw」


うわ、どうしよ

怒られるかな…鋼鐵塚さんに


「そんなに傷ついてなかったから、研ぐだけで済んだ」


『そそそそそ、そうですかぁ！良かったです！刀が、無事で……』


あぁ、良かった…

いろんな意味で……


「……そんなに、刀を大事に思ってくれているんだな…」


『もちろんですよ！だって、私の体の一部…と言っても過言ではないですからね〜！』


これは、本当だ

刀がなければ、惡鬼滅殺できないし！

何より…鋼鐵塚さんの刀、めっちゃ使いやすいの！

重くもなく、軽くもなく…

ちょうどいいくらいで…扱いやすいし！


「そうか…そこまで刀を愛する剣士を俺は今まで見たことないな」


『そうですか？嬉しいですね〜♪』


「これからも、刀は大事にしてやってくれ」


『はい！もちろんですよ！』


「あと……」


『はい？』


何だろう…


「た、たまには！たまにはでいいから！……俺に…その、会いに来てくれ」


『！……はい！もちろん会いに来ますよ！鋼鐵塚さんに！』


「…ありがとう」


『どういたしまして』


また、鋼鐵塚さんに会えるんだ…

嬉しいな

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